カーヴェリ川長治の南インド映画日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 【Bujjigadu】 (Telugu)

<<   作成日時 : 2008/06/03 21:29   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

画像

 プラバース主演のテルグ映画。
 プラバースとトリシャーの共演というと、大ヒット作【Varsham】(04)があり、私のお気に入りの1本でもある。私はこの作品でトリシャーのファンになったようなものだ。
 一方、プラバースはといえば、男の色気も彼ほどになると同性の私としては引き気味で、その後まったくの無視状態だった。
 ところが、日本人の間でもプラバースは意外と好まれているようで、彼らの話題に付いて行くために、観てもいいかなぁ、という気になっている。

【Bujjigadu】 (2008 : Telugu)
物語・脚本・監督 : Puri Jagannadh
出演 : Prabhas, Mohan Babu, Trisha, Sanjana, Kota Srinivasa Rao, Subbaraju, Ajay, Supreet, Brahmaji, Sunil, MS Narayana, Hema, Ahuti Prasad, Sudha, Ali, Jeeva, Jayaprakash Reddy, Master Akash, Baby Pavitra
音楽 : Sandeep Chowtha
撮影 : Shyam K. Naidu
編集 : Varma
制作 : K.S. Rama Rao

《あらすじ》
 1996年のウィシャーカパトナム。ブッジは隣家の少女チッティのためには何でもする少年だった。ある時、ブッジは些細なことからチッティを怒らせる。チッティはブッジに対して「12年間口を利かない」と言う。ブッジはチッティの言葉を受け入れ、また、大好きなラジニカーントに会うため、家出をしてチェンナイへ行く。
 12年後、ブッジ(Prabhas)はチンピラ稼業をする若者になっていた。約束の期間を果たした彼は、チッティに会うために故郷のウィシャーカパトナムに戻る。しかし、チッティ(Trisha)の家族はハイダラーバードへ引越ししていた。
 一方、ロンドンで留学中のチッティもブッジの消息を知るために妹(Sanjana)を故郷に派遣していた。
 ブッジはつまらない事件に巻き込まれ、逮捕される。拘置所で彼はマフィアのドン、マーチ・レッディ(Kota Srinivasa Rao)の息子と知り合い、ライバルのドン、シヴァンナ(Mohan Babu)を殺せば1000万ルピー払うと持ち掛けられる。彼は承諾し、拘置所を脱走し、ハイダラーバードへと向かう。
 帰国したチッティは、家族から結婚について聞かれたとき、自分はブッジとしか結婚しないと言い張る。彼女は妹と共にウィシャーカパトナムへ赴き、ブッジの父(MS Narayana)に携帯の番号を教える。
 ブッジはシヴァンナを殺害しようとするが、逆にシヴァンナの手の者に大怪我を負わされる。だが、ブッジの勇気と身体能力に惚れ込んだシヴァンナは、彼を自宅に連れ帰る。
 シヴァンナの家にはチッティたちもいた。実はチッティはシヴァンナの妹だったのだが、ブッジもチッティもお互いに誰か気付かない。
 ブッジは父からチッティの携帯番号を聞き、それを基にシヴァンナの妹こそがチッティだと知る。シヴァンナも自分が保護している男がブッジだと気付くが、彼に対して、妹には正体を明かさないでくれ、と言う。
 チッティは偶然ブッジの友人(Sunil)と会い、2人でブッジ探しを始める。
 やがて、チッティも誰がブッジであるか悟るが、その途端に彼らはマーチ・レッディの一味に襲撃される。チッティは撃たれ、妹も誘拐される。
 ブッジとシヴァンナは、チッティの妹を取り戻すために、マーチ・レッディのアジトに乗り込む、、、。

   *    *    *    *

 後半はごちゃごちゃっとして、ストーリーの体をなしていなかったが、陽性で、まずまず楽しめる娯楽作品だった。これもひとえにプラバースのキャラによるものだろう。
 ブッジは、チッティに「12年間口を利かない」と言われれば、家出までするし、シヴァンナに「自分がブッジだと言うな」と言われれば、ぐっとこらえる。腕っ節は恐ろしく強いのに、なんとも素直で、いいヤツだった。(日本じゃ絶滅寸前の品種だ。)
 極度のラジニカーントのファンという設定だったが、特にそれが膨らまされておらず、どうせならもっとラジニのパロディーで遊んでほしかったなぁ〜。ただ、1曲目のダンス・シーンはラジニ作品の映像が断片的に使われていて、楽しいものだった。(ちなみに、本作には「Made In Chennai」という副題が付いている。)

 もちろん、作品全体を締めていたのは、やはりこの人、モーハン・バーブ。
 カッコよかったです。
 しかし、「Padma Shri Dr. Mohan Babu」と、ものすごいタイトルを持つお方のする役柄かなぁ?という疑問も無きにしも非ずだった。
 (写真下:おお、これぞ絵に描いたダンディー! 日本でこれを見たかったら、「エースのジョー」の時代まで遡らねばならない。)

画像

 アクション・シーンはスリークで、この点では相変わらずプーリ・ジャガンナート・チームの技術力は高い。この間観た、プーリ監督の弟分が撮った【Kantri】とは段違いの出来で、安心して観られた。

 ところで、プーリ・ジャガンナート監督については、男の描き方といい、逆に女優の扱い方といい、以前から「この人は男色家?」と感じるものがあった。今回もモーハン・バーブ(シヴァンナ)がプラバース(ブッジ)に対して「I love you!」と叫ぶシーンがあって、「ヌヌヌ!」である。
 まぁ、ホモじゃなくとも、かなり独特の感性をお持ちの方だとお見受けするが、皆さんはどう思いますぅ?

 チッティ役のトリシャーは、「いつものトリシャー」とだけ言っておこう。
 トリシャーについては、最近、彼女の左胸にタトゥーがあるのに気付いた。これは本当にタトゥーなのか、いつからこれがあるのか、気にかかる。

 チッティの妹役を演じたサンジャナーさんは、確かカンナダ女優だったはずだが、違ったっけ? 
 かなり可愛いと思うのですが、皆さん、いかがですぅ? まだ女優らしい顔じゃないですけど。(写真下)

画像

 ダンスシーンの1つにムマイト・カーンが出て来て、びっくらこいた!
 私、つい先日ムマイトのフィルモグラフィーをチェックしたばかりで、「Bujjigadu」の名前はなかったので、全くの無防備状態。
 いきなり彼女に出くわすと、やっぱりびっくりするなぁ。私、思わず死んだふりをした。

 映画の最後はオチが付いていて、「チャンチャン」で終わるところがいかにもだった。

・満足度 : 3.0 / 5
 

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
【Doosukeltha】 (Telugu)
 「テルグ映画・お祭りシーズン・話題作シリーズ」第3弾は、ヴィール・ポートラ監督、マンチュ・ヴィシュヌ主演の【Doosukeltha】。この監督と主演を以てして「大砲」とか「話題作」と呼ぶには気が引けるが、私にとっては間違いなく話題作。というのも、【Andala Rakshasi】(12)でテルグ映画デビューして以来、我が「美しき羅刹女」として注目し、新作を待ち続けていたラーヴァンニャがヒロインを務めているからである。アートフィルムとも呼べる【Andala Rakshasi】では悲壮な... ...続きを見る
カーヴェリ川長治の南インド映画日記
2013/10/24 21:42

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
【Bujjigadu】 (Telugu) カーヴェリ川長治の南インド映画日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる