カーヴェリ川長治の南インド映画日記

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zoom RSS 【Super】 (Kannada)

<<   作成日時 : 2011/01/17 03:07   >>

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 ‘リアル・スター’ウペンドラ監督・主演のカンナダ映画。
 一体どれだけ多くのカンナダ人がこの日を待ち望んでいたことか。ウペンドラ10年ぶりの監督作品の公開! 私はカンナダ人ではないが、ウッピ・ファンの一人として、気持ちは同じだった。公開は昨年の12月3日だったので、物理的には1週目に観に行くことができたわけだが、現実的には不可能で、1ヶ月以上遅れての鑑賞となった。昨年一時帰国するときは、後ろ髪を引かれるどころか、体毛という体毛が引かれて、ほとんど因幡の白うさぎ状態だった。

 ここでウペンドラの監督作品を一覧しておくと、1992年に【Tarle Nan Maga】で監督デビューして以来、【Shhh!】(93)、【Om】(95)、【Operation Antha】(95)、【A】(98)、【Swasthik】(99)、【Upendra】(99)を作り、興行的にはすべてヒットと伝えられている。本作【Super】の公開を機に、私もこれらの作品をDVDで鑑賞・再鑑賞してみたが、まずデビュー作の【Tarle Nan Maga】からして驚いた。経済解放したばかりのインド・バンガロールにおいて、価値観の動揺を敏感に嗅ぎ取り、個人の責任のあり方を問うた内容で、それが刺激的な家族コメディーとして活き活きとまとめられている。続く【Shhh!】では貪欲の問題をホラー・サスペンス仕立てで描き、【Om】ではバンガロールを蝕むマフィアの問題を、【A】では政治腐敗、【Upendra】では「自我」を扱い、それぞれウッピ特有の手法で表現してみせている(【Operation Antha】と【Swasthik】は未見)。
 こうやって改めて一覧してみると、ウッピがストーリー・脚本・台詞重視のメッセージ本意の作品を作ってきたことが分かり、先行のカンナダ映画界の監督でいえば、彼がPuttanna Kanagalの系譜を引くと言われるのも頷ける。
 実は、【Upendra】が発表された後に、同作の過激な内容が物議を呼び、ウペンドラに対して「監督禁止令」が出された。それは早くに解けたのだが、何分ラディカルな映画を撮る人なので、1年に1作、10年で10作というわけにもいかず、結局10年のブランクができてしまった。ウペンドラ自身は数年前から「監督作品を準備している」と言い続けていたが、やっと機は熟し、【Super】として結実した。

 ところで、ご存知だと思うが、この「Super」という題名は便宜上のものであり、実は本作には言語による題名はない。下の絵で表されるハンド・シンボルが本作の正式な題名で、「Shhh!」、「Om」、「A」、「Upendra」、「H2O」など、ユニークなタイトルで知られるウペンドラ作品の中でも一際特殊である。

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 本作はロックライン・プロダクションの25作目に当たる記念作品であるようだ。制作費は1億ルピーで、カンナダ映画では巨大なほう。ヒロインにはナヤンターラとボリウッド女優のチューリップ・ジョーシが起用されている。
 公開1ヶ月以上が過ぎているので、興行成績ははっきりしており、ブロックバスターとなっている。特に、意外にも高級シネコンでの入りが良好らしい(こちらの記事)。
 私は7週目の土曜に単館で1時半のショーを観たが、まだ満員御礼が出され、ダフ屋のチケットを買わなければならなかった。

【Super】 (2010 : Kannada)
物語・脚本・台詞・歌詞・監督 : Upendra
出演 : Upendra, Nayantara, Tulip Joshi, Sadhu Kokila, Ali, Jeeva, Sudarshan, Shylashri, Nagendra Shah, Dhandapani, Shwetha, GV, Rockline Venkatesh
音楽 : V. Harikrishna
撮影 : Ashok Kashyap, Johny Lal
編集 : Tirupathi Reddy
制作 : Rockline Venkatesh

《あらすじ》
 2030年、空前の発展を見せるバンガロールに西洋人ジャーナリストがやって来る。彼はとある富豪の家を訪問する。富豪はジャーナリストにバンガロール繁栄の端緒を作った男、スバーシュ・チャンドラ・ガンディー(Upendra)について話し始める。
 ・・・
 2010年のバンガロール。ゴミ溜めのようなスラムを歩くインディラ(Nayantara)。彼女は知られたヤクザのプーネーを訪ね、スバーシュ・チャンドラ・ガンディーを殺すよう依頼する。たじろぐプーネー。というのも、大実業家のガンディーは強力なヤクザ集団を従えていたからである。事実、その場にガンディーとその一派が現れ、プーネーらを蹴散らす。
 次にインディらは警察署へ行き、警官のルドラ・プラタープ(Jeeva)にガンディーを逮捕するよう申し立てる。ルドラ・プラタープはガンディーの会社に行くが、彼を逮捕することはできなかった。インディラの友達シュウェータはルドラ・プラタープに、インディラがどうしてガンディーを始末したがっているか、語って聞かせる。
 ・・・
 2009年のイギリス。大富豪のスバーシュ・チャンドラ・ガンディーはロンドン生まれのロンドン育ちであったが、祖国インドに強く憧れ、インドの文化と伝統をこよなく愛し尊重していた。
 ある時ガンディーは、インドからやって来たインディラを車ではねてしまう。インディラは古典歌舞団の団員であった。ガンディーは伝統的なインド美女であるインディラに一目惚れする。そして、二人の仲は急速に進展し、結婚するに至る。だが、結婚式が終わるや否や、インディラの態度は豹変する。彼女はガンディーに、この結婚はある意図があって仕組んだ芝居であると告げる。そして、ガンディーのインドに対する認識を虚妄だと批判し、バンガロールにいるサンバ・シヴという貧しい老教師に年金が支給されるようにできたなら、結婚生活を送ってもいいと、挑戦状を叩き付ける。
 ガンディーはバンガロールに飛び、サンバ・シヴが年金をもらえるよう役人に掛け合う。だが、役人たちはすっかり腐敗していたため埒が明かず、逆にガンディーは暴力事件を起こしたヤクザとして逮捕され、裁判にまで掛けられる。
 どさくさで裁判所から逃走したガンディーは、インディラが自分を殺そうと企てている事実を知り、ショックを受ける。理由を質すガンディーに対して、インディラは自分の姉マンディラ(Tulip Joshi)のための復讐だと答える。かつてロンドンにいたマンディラはガンディーと交流があり、ガンディーに惚れていた。しかし、失恋したため、自殺未遂を図り、その後遺症で意識不明の状態が続いていたのである。インディラはガンディーに無意識のまま車椅子に座るマンディラを見せる。
 サンバ・シヴとマンディラの件で打ちひしがれるガンディー。そこへロンドンから父(Sudarshan)がやって来、イギリスに戻るよう説得する。しかし、ガンディーはインド人のために闘おうと、父に1000万ポンドの大金を用立てしてもらい、ハードウェア会社を設立する。そして、社員としてヤクザを大量に雇用し、荒っぽいやり方で腐敗政治家や役人たちに対抗し始める。
 ・・・
 時は2010年に戻り、ガンディーの存在は腐敗政治家にとって大きな災いとなっていた。州首相(Dhandapani)は悪徳ジャーナリストの入れ知恵で、インディラと結託して、ガンディーを陥れる罠を張る。しかし、逆に州議会議員をすっかり買収してしまったガンディーは、自ら州首相になり、旧州首相らを排除する。
 新州首相になったガンディーは2つの方針を発表する。それは「インディラをレイプ(rape)し、州を売り出す(sale)」ということであった。ほどなく、巨大なスタジアムでカルナータカ州の各地区各地域の競り市が行われる。それと並行して、ガンディー邸ではガンディーがインディラをレイプしようとしていた、、、。

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 「スーパル!」でございました。
 贋作の疑いなし、正真正銘のウペンドラ作品だった。

 まず、冒頭の2030年のバンガロールの素描に度肝を抜かれた。空港に降り立った西洋人ジャーナリストが見たものは、美しく、経済的にも技術的にも高度に発展したバンガロールであり、インド人が富を謳歌している反面、西洋人は貧しく、タクシー運転手や清掃係、果ては乞食までが白人の仕事となっている。価値のある通貨はアメリカ・ドルやイギリス・ポンドではなく、インド・ルピーであり、英語よりカンナダ語(!)ができないと碌な仕事にも就けない。
 実際にこのとおりの時代が来るとは考えにくく、あくまでも寓話であるが、現在の欧米におけるインド(インド人)の扱いとぴったり逆になっていて、面白い。
 同様のコンセプトとして、ロンドンでスバーシュ・チャンドラ・ガンディー(Upendra)がインド独立記念日前夜(8月14日)のパーティーをやっているときに、イギリス人に「虐待ゲーム」をさせるという場面がある。これは植民地時代に実際にインド人がイギリス人から受けた虐待と同じことをイギリス人にさせるというものだ。

 非常に辛辣な欧米人への当てこすりであるが、【Super】でウペンドラ監督がやろうとしたことは、別に欧米批判ではなく、インド人がインドの発展のためにどうすべきか、ということだ。
 2030年のバンガロールの素描の前に、ウペンドラはざっとインドの歴史を振り返り(ヨーガラージ・バットの素晴らしいナレーションによって語られる)、かつては強く豊かだったインドが欧州列強の侵入によって弱体化し、現在(2010年)も植民地時代の悪影響が残り、市民は休眠状態、バガト・シンやスバーシュ・チャンドラ・ボース、マハトマ・ガンディーら独立闘士の精神も忘れられている、ということが述べられる。
 そういうインドの現状を見たスバーシュ・チャンドラ・ガンディーが、インド市民がインドを愛し、一人一人が責任を持つなら、空前の繁栄も絵空事ではないと考え、奇想天外な活動を展開するというのが本作の筋書きだ。

 そのために新首相となったスバーシュ・チャンドラ・ガンディー(おそらく、ウペンドラ自身)が考え出した具体的なアイデアが、官僚主義の撤廃と民営化・アウトソーシングということで、これは「州の売り出し(sale)」という言葉によく表現されている。このことは現実のインドの政策としても、方向性は間違っていないだろう。
 ただ、もちろんこんなことはいちいちウペンドラに指摘されなくても分かっているようことなのだが、映画作家ウペンドラとして、そのテーマをどのように表現し、観客をどう納得させるかが重要だ。その点でも本作はうまく行っている。ウペンドラ特有のパンチ・ダイアログ、抱腹絶倒の風刺(参考に、本作はコメディー仕立てである)、謎掛け・謎解きによるスリリングな展開と、無意味な部分のない仕上がりとなっている。
 「スッパーール!」でございました。

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 ウペンドラ監督作品に特徴的なことは、【A】の「Reelか、Realか」のように、言葉遊びを巧みに配しているということだが、本作もそうだった。
 もっとも分かりやすいのは主要登場人物の名前、スバーシュ・チャンドラ・ガンディーやインディラだが、これについては説明の必要はないだろう。ちなみに、スバーシュ・チャンドラ・ガンディーは劇中で、「Bad Man」のことを「スバーシュ・チャンドラ・ボースやマハトマ・ガンディーのことを忘れ、西洋かぶれしている奴」と説明している。
 名前のパロディーとしては、コメディアンのサードゥ・コーキラとアリー(テルグ映画界より)の演じた兄弟名が「チャッディ兄弟」となっていたが、これはカルナータカ州の現職大臣で、バッラーリ鉱山不正疑惑でスキャンダルとなった「レッディ兄弟(G. Karunakara ReddyとG. Janardhana Reddy)」をもじったもの。

 作品のテーマに密接に絡む言葉遊びとしては、「Rape & Sale(インディラのレイプ、州のセール)」だが、「インディラのレイプ」のからくりについてはここでは伏せておく。「州のセール」についてもう少し説明すると、これは自分たちの住んでいる土地がどんなに価値のあるものか、市民に悟らせるために仕組んだ大ゲーム。
 州首相になったスバーシュ・チャンドラ・ガンディーが、CM(通常はChief Minister=州首相)の意味を「Common Man」としているのが面白い。また、自分が設立した会社を「ハードウェア会社」と呼んでいるが、それは金物やコンピューター・ハードを作る会社のことではなく、「ソフトじゃなく、シビアなやり方をする会社だよ」という意味。この辺は、バンガロールに山ほどあるソフトウェア会社とそこで働く西洋かぶれの若者に対するちょっとした当てこすりがある。
 州首相といえば、カルナータカ州の現職州首相イェディユラッパも作中でこっ酷く揶揄されている。彼の「議員買収疑惑」がやり玉に上がったわけだが、それに対してスバーシュ・チャンドラ・ガンディーも「議員買収」という形で対抗している。これは一見自己矛盾だが、要は「毒を以って毒を制す」ということか。このコンセプトはタミル映画界のシャンカル監督もよく取っている。

 それで気付くことは、上で本作のことを「正真正銘のウペンドラ作品」と書いたが、シャンカル監督の影響、特に【Mudhalvan】(99)や【Sivaji - The Boss】(07)からのインスピレーションは感じ取れる。(ウペンドラはシャンカルを持ち上げる発言を時折している。)

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 原作者、監督としてのウペンドラは鮮やかだったが、役者としてのウッピも飛んでいる(四十男のやることではないと思える部分もあったが)。実は、キャラクターとしては【A】のスーリヤや【Upendra】のナヌほど強烈ではない。ただ、この10年で役者としての経験が蓄積されている分だけ、ギミックの見せ方はカッコいい。
 「スーッパーーール!」でございました。

 インディラ役のナヤンターラも決まっている。ウッピ作品のヒロインをやるには、ウッピに対抗する壁のような力強さが必要なのだが、その点ではナヤンターラはさすがだった。アフレコの声優も良い。
 (写真下:ウッピとナヤンターラ。)

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 マンディラ役のチューリップ・ジョーシは、特に語ることはないが、ボディーはエロかった。ちなみに、ウペンドラとは友達らしい。

 スバーシュ・チャンドラ・ガンディーの父役はスダルシャンで、この人はラージクマールともよく共演していた名サイドキッカー。かなり背が高いのだが、顔がそれ以上に大きいので、背の高さが実感できないという、個性的な外見の持ち主だ。

 本作品の至らない点を挙げるとすると、ウッピ監督作品には素人がよく登場するのだが、本作もそうで、未熟な演技、大雑把な演出が目障りになる部分も多かった。

 コメディアンの使い方も上手くない。サードゥ・コーキラは毎度ウッピとも息が合っており、問題ないのだが、せっかくのテルグ映画界からの客演、アリーがまったく効いていなかった。
 「決して買収されない警官」役のジーヴァ(同じくテルグ映画界より)はまずまず。
 タミル映画界から出演のダンダパニは特記事項なし。

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 音楽は、ウッピ作品にお馴染みのグル・キランではなく、売れっ子のハリクリシュナで来た。非常にハリクリシュナらしい、ノリのいい曲を揃えている。私の隣に座っていた5歳ぐらいのガキが、ある1曲をぜんぶ映画に合わせて歌ってしまったのには驚いた。
 音楽シーンは、ダンスがどうのということはないが、刺激的かつダイナミックに作られている。

 撮影はアショーク・カシヤプで、【Lift Kodla】(10)など監督作品もある人。
 特殊効果はむらがあったが、2030年のバンガロールはうまく視覚化されている。

 上で言葉遊びのことを書いておいたが、本作のクレジットの字幕も言葉遊びに満ちた面白いものだった。

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 【Super】は、強い社会的メッセージを持った、ウペンドラ印の風刺コメディー。ウッピ監督作品として10年ぶりとなったが、カンナダ映画全体としても10年に1度の天才的(天災的?)作品だろう。ウッピ作品に馴染みのない人はどん引きしそうだが、それでもインドを愛するすべての人にお勧めしたい。

・満足度 : 4.0 / 5
 

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