カーヴェリ川長治の南インド映画日記

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zoom RSS 【Aadukalam】 (Tamil)

<<   作成日時 : 2011/01/24 17:28   >>

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 ポンガル公開のタミル映画は、ヴィジャイとアシン主演の【Kaavalan】、カールティとタマンナー主演の【Siruthai】、そしてヴェトリマーラン監督・ダヌシュ主演の【Aadukalam】。

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 どれを観るかずいぶん迷った挙句、【Aadukalam】にした(写真上)。というのも、ヴェトリマーラン監督の前作(デビュー作)【Polladhavan】(07)は、ディヴィヤ・スパンダナ(ラミャ)とキショールといったカンナダの俳優が出ており、しかも評判が良かったので観たかったのだが、観られなかったという経緯があるからだ。この【Aadukalam】は、【Polladhavan】の製作スタッフと主演男優(ダヌシュ)が再びチームを組んだということで、期待作となっていた。(同じくキショールも出演している。)
 「Aadukalam」は「遊び場」といった意味。

【Aadukalam】 (2011 : Tamil)
物語・脚本・台詞・監督 : Vetrimaran
出演 : Dhanush, Taapsee, Jayabalan, Kishore, Naren, G.M. Kumar, Jayaprakash
音楽 : G.V. Prakash Kumar
撮影 : Velraj
編集 : Te. Kishore
制作 : Kathiresan

《あらすじ》
 マドゥライ近郊の町。この町は「闘鶏」が盛んであったが、ペッテーカラン(Jayabalan)の一派はその競技の強豪であった。ペッテーカランには2人の片腕、カルップ(Dhanush)とドライ(Kishore)がいたが、特にカルップは誠心誠意をもってペッテーカランに仕えていた。カルップはまた近所に住むアングロ・インディアンの娘アイリーン(Taapsee)に惚れており、何とかして気を引こうとしていた。
 この町には闘鶏の強豪がもう一人いた。警官のラトナサーミ(Naren)で、彼は数々の大会で優勝を果たしているものの、なぜかペッテーカランにだけは勝てず、打倒ペッテーカランが一家の宿願であった。
 ペッテーカランは、亡くなった友人の家族支援の名目で、闘鶏の大会を開くことを提案する。ラトナサーミは同意し、各方面に働きかけて大会を実施させる。カルップはこの大会にある鶏を使いたいとペッテーカランに申し出るが、ペッテーカランはそれを退ける。しかし、カルップはこっそりとその鶏も持って行く。
 大会は、ラトナサーミが不正な手段を用いたため、ペッテーカランの鶏は1回戦で敗れてしまう。カルップは、ペッテーカランの名誉を守るため、また、獲得した賞金でアイリーンに借りていた金を返済しようと思い、自分の鶏を競技に出場させる。そして、見事にラトナサーミの鶏を打ち負かし、30万ルピーの賞金を獲得する。
 カルップは大金を手にした上に、闘鶏士としての評判も得る。彼は当然ペッテーカランにも喜んでもらえると思っていたが、ペッテーカランは密かにカルップの成功を妬んでおり、彼に辛く当たるようになる。
 一方、カルップを愛するようになっていたアイリーンは、宗教や社会的ステイタスの違いからカルップとの交際を家族に反対され、チェンナイへ行くよう迫られたため、自殺未遂を図る。
 ペッテーカランは策を練り、ドライとカルップを仲違いさせ、共倒れさせようとする。青天の霹靂でペッテーカランの本心を知ったカルップは、ペッテーカランに詰め寄る。非を悟ったペッテーカランは自殺するが、その時カルップは、自分が得た賞金をペッテーカランが盗んでいた事実さえ知る。
 ドライはカルップを殺そうと追いかけるが、カルップは何とか逃れる。アイリーンは家族の許を離れ、カルップと行動を共にする決意をする。カルップとアイリーンはトラックの荷台に乗って、町を脱出する。

   *    *    *    *

 本作もタミル映画界でここ数年の一大トレンドを形成しているリアリズム的田舎映画だった。
 田舎を舞台にしたタミル映画(特にマドゥライ物)は、確か去年の前半ぐらいには「そろそろブームも下火か」みたいなことが言われていたのだが(例えばこちら)、その後もコンスタントに作られ、【Kalavaani】【Mynaa】などのヒット作も登場して、息を吹き返した感がある。本作【Aadukalam】も非常に充実した作品で、このトレンドが半端なものではなかったことを裏付けている。

 観ていないので確かなことは言えないが、ヴェトリマーラン監督の前作【Polladhavan】はヴィットリオ・デ・シーカ監督の【自転車泥棒】(48)に想を得たもので、ストーリーだけでなく、表現スタイルもリアリズムの手法が採られているようだ。この【Aadukalam】もリアリズム映画だったが、リアルさという点では、これまでのタミル田舎物の諸作品を大きく凌駕している。
 普通、映画といえば、線的に編まれた見通しの良いストーリーというものがあるものだが、本作にはそういうものはない(それで、上のあらすじも書きにくかった)。「リアル」、「自然」というノイズにストーリーがかき消されており、むしろそのノイズを描くことのほうに重点が置かれているようにも思えた。
 とにかく、みっちりと何かが詰まっている、といった感じの映像だった。塵、芥、ゴミ、動物、その糞、安酒、残飯、汚物、汗、生温かい風、田んぼ、水溜り、苔、崩れかけた屋根、路地裏、家畜小屋、動物の鳴き声、人の叫び、等々。面白いことに、こうした即物的な存在物とまったく同次元で、人間精神の様々な相、嫉妬、憎しみ、愛、悲しみ、怒り、絶望、歓喜、等々が描かれているのである。そして、そうしたエレメントの堆積の下で、バクテリアが生命体に接触して反応を起こすように、密かな形で登場人物の情念が変化していき、無慈悲な人間ドラマとしてアウトプットされる。
 独特な映像表現を見せる作品ではあるが、アートフィルムやパラレルフィルムの類ではなく、音楽シーン、アクションシーンなどもきっちり入り、インド商業娯楽映画のフォーマットから大きく逸脱していないのは注目すべきだ。

 ストーリーは、前半では「闘鶏」を巡る村人(ペッテーカランとラトナサーミ)の確執が中心だが、後半では焦点ががらりと変わり、ペッテーカランのカルップに対する嫉妬と、カルップとアイリーンの恋が描かれている。場面の大部分が夜で、薄暗く殺伐とした感じなのだが、その中で「掃き溜めに鶴」的な存在であるアイリーンとカルップの恋物語は本当に美しい。

 ひと口にタミルのリアリズム田舎映画といっても、【Paruthiveeran】(07)や【Kalloori】(07)、【Subramaniyapuram】(08)、【Mynaa】のように、田舎人の後進性を批判的に捉えているものもあれば、【Vennila Kabaddi Kuzhu】(09)や【Pasanga】(09)、【Kalavaani】のように、田舎人の活力や素朴さを肯定的に捉えているものもある。本作は前者に連なるもので、「無垢」の象徴であるカルップがペッテーカランの「悪心」によって滅ぼされそうになる過程が描かれている。しかし、ペッテーカランの悪は無垢を前にして耐えられなくなり、自ら滅んでしまう。そして、カルップとアイリーンは野蛮で無情な人々の世界からそっと抜け出すことになるわけだが、この脱出には、月明かりのようにぼんやりと頼りないものであるにせよ、一縷の救いが感じられ、上に挙げた先行作品の絶望的ドラマとも違っている。

◆ 演技者たち
 カルップを演じた本作のダヌシュは評価できる。ラジニカーントの娘婿でありながら、貧相な鶏ガラ体形にタガメ顔で、中途半端なポジションに甘んじ、近ごろはヒット・テルグ映画のリメイクで何とか点数を稼いでいる彼だが、こういうアンチヒーロー的な人物をやらせると収まりが良い。本作では彼がマドゥライ地方の方言を使うということも話題点だった。
 それにしても、ダヌシュは私が想像している以上に人気があるようで、本作もバンガロールの劇場で満員御礼、彼のソングシーンではかなり大声援が起きていた。
 (写真下:主演のダヌシュ。鶏との並びも良い。)

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 ヒロイン、アイリーンを演じたタープシーも印象的だった。役柄はタミルの田舎町に暮らすアングロ・インディアンの家族の娘で、キリスト教徒で日常会話は英語。タープシー自身は北インド(パンジャーブ州)出身らしいが、肌の白さと衣装のおかげでそれらしく見え、田舎町の背景から微妙に浮いた感じが面白かった。
 彼女はすでにテルグ映画の【Jhummandi Naadam】(10)でデビューしており、本作が2作目(しかし、出演契約は本作のほうが先だったと思う)。テルグ映画界では注目されているようだが、私はあまり好むタイプではない。しかし、本作のアイリーンは良かった。
 (写真下:ダヌシュと。)

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 ペッテーカラン役はジャヤバーランという人。まったく知らない人だったが、どうやら本職は俳優ではなく、作家であるようだ(スリランカ人という言及もある)。しかし、外見的にも演技的にもこの役にぴったりだった。ちなみに、セリフはベテラン俳優のラーダー・ラヴィが吹き替えているらしい。

 私的に注目していたキショールは、演技的にはどうということはなかったが、長髪のカツラを被っており、まったく別人のようで笑えた(ちなみに、キショールは通常は薄毛・短髪で通している)。この人のセリフは【Naadodigal】(09)を監督したサムディラッカニの吹き替えらしい。

◆ 音楽・撮影・その他
 G・V・プラカーシュ・クマールの音楽は素晴らしい。彼については、コピーが多いという指摘もあるが、良い音楽監督に成長しつつあると見ていいだろう。今回はユワン・シャンカル・ラージャ風の曲作りだった。

 ところで、本作は一般劇場公開用と映画祭出品用の2ヴァージョン作られ、映画祭出品版は音楽シーンがカットされているらしい。この音楽シーンが良いのに、なんと愚かなことを!

 ヴェールラージの撮影も良い。
 「闘鶏」のシーンは、実際の競技を見たことがないので何ともいえないが、映画ではかなりの迫力をもって描かれていた。
 撮影はマドゥライ近郊の町、ThirunagarとThiruparankundramで行われたらしい。まったく知らないのだが、この地域は実際に闘鶏が盛んなのかもしれない。

◆ 結語
 タミルナードゥ州南部の田舎町の諸相を刺激的な人間ドラマにまとめた秀作。お勧めしたい。

・満足度 : 3.5 / 5
 

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