カーヴェリ川長治の南インド映画日記

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zoom RSS 【Alaa.. Modalaindi】 (Telugu)

<<   作成日時 : 2011/02/11 02:00   >>

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 2010年のトリウッドは全般的に低調だったと言えるが、今年は幸先の良いスタートを切り、こちらの記事によれば、1月公開作品の中からすでに3本のヒット作が出ているらしい。その3本とは、ラヴィ・テージャ主演の【Mirapakaay】、インドラガンティ監督の【Golconda High School】、そして今回紹介する【Alaa.. Modalaindi】。【Mirapakaay】はまさに大衆向けの作品だが、【Golconda High School】と【Alaa.. Modalaindi】はどちらかというとマルチプレックス向けの作品と思われ、この2作がボックスオフィスを賑わしているというのは注目すべきことだろう。両作とも公開前に派手な宣伝が行われるということもなく、大きな話題も集めていなかったが、口コミでじわじわっと観客を呼び寄せたようだ。

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 【Alaa.. Modalaindi】(写真上)は、AP州での公開は1月21日だったが、バンガロールでは2週間遅れの公開。AP州での好評を受けるような形となった。
 監督は女性のナンディニ・レッディという人。本作がデビュー作で、これまではクリシュナ・ヴァムシー監督の助手を務めていたらしい。
 ヒーローは【Ashta Chamma】(08)でお馴染みのナーニ。ヒロインはカーヴェリ川長治も熱視線を送っているニティヤ・メーナン。彼女にとってテルグ映画デビューとなる。
 題名の「Alaa.. Modalaindi」は「こんなふうに、、始まった」という意味。

【Alaa.. Modalaindi】 (2011 : Telugu)
物語・脚本・監督 : Nandini Reddy
出演 : Nani, Nithya Menon, Ashish Vidyarthi, Rohini, Sneha Ullal, Chaitanya Krishna, Kriti Kharbanda, Uppalapati Narayana Rao, Pragathi, Mirchi Hemanth, Raja Valluru, Pinky, Rhea, Ramesh, その他
音楽 : Kalyani Malik
撮影 : Arjun Jena
編集 : Marthand K. Venkatesh
制作 : K.L. Damodar Prasad

《あらすじ》
 ガウタム(Nani)はハイダラーバードのテレビ局で番組を製作している男。彼はさる事情があってバンガロールに向かう途中で、‘ジョン・アブラハム’と称する男(Ashish Vidyarthi)に誘拐される。ジョンは車で移動中の退屈しのぎに、ガウタムに面白い話をするよう強要する。やむなくガウタムは自身の‘ラブストーリー’を語って聞かせる。
 ・・・
 ガウタムにはシムラン(Kriti Kharbanda)という恋人がいたが、彼女はガウタムを捨てて、医者のアーナンドとの結婚を決める。ガウタムは友人たちに引っ張られ、バンガロールで行われるシムランの結婚式に渋々参加する。披露宴で酔っ払ったガウタムは、同じくへべれけに酔ったニティヤ(Nithya Menon)に出会う。ニティヤはアーナンドと結婚するつもりだったため、やけ酒を煽っていたわけである。同じ境遇のガウタムとニティヤはすっかり意気投合して友達となる。
 その後、ガウタムは、ハイダラーバードにやって来たニティヤと偶然再会する。ガウタムは、社会奉仕活動にいそしむニティヤに恋心を抱く。ニティヤもまた、ガウタムの仕事に対する姿勢に感銘を受ける。二人の仲は急速に接近する。ニティヤがバンガロールに戻るとき、ガウタムはプロポーズするため、駅まで行く。しかし、そこで彼は、ニティヤに婚約者のディーパク(Chaitanya Krishna)を紹介される。
 落ち込むガウタムだったが、新たにカーヴィヤー(Sneha Ullal)という女性と出会い、恋仲となる。
 ところがバンガロールでは、ニティヤとディーパクの仲がうまく行っていなかった。ガウタムのことを意識していたニティヤは、とうとうディーパクとの婚約を解消してしまう。
 ガウタムは、カルヌールの洪水被災地を取材していたとき、偶然、難民支援のために現地に来ていたニティヤと再会する。彼はニティヤを自分の家に連れて帰り、母(Rohini)に会わせる。ニティヤはガウタムの部屋で女性(カーヴィヤー)の写真を見つけ、それが彼のガールフレンドだということを知り、ショックでバンガロールに帰ってしまう。
 一方、ガウタムとカーヴィヤーは結婚を前提に交際していたが、ちょっとした誤解がきっかけで、二人は別れることとなる。
 そんな時にガウタムの母が急死する。新聞でその訃報に接したニティヤは、ガウタムに愛を伝える決意をし、ハイダラーバードの彼の家を訪れる。しかし、玄関に出て来たのはカーヴィヤーであった。ニティヤは、ガウタムがすでにカーヴィヤーと結婚したものと思い、そのままバンガロールに帰ってしまう。しかし、実はカーヴィヤーは他の男と結婚しており、その時はたまたまガウタムの家に挨拶に来ていただけであった。そうとは知らぬニティヤは、勧められるままに新たな縁談に同意してしまう。
 後日、ガウタムはペットの犬がニティヤのブレスレットをくわえているのを見つけ、ニティヤが来ていたことに気付く。彼は、ニティヤと共通の友人であるピンキー(Pinky)を通して、ニティヤはガウタムを愛していたが、かくかくしかじかで絶望し、他の男と結婚することになった経緯を知る。しかも、その結婚式が今まさに行われようとしていた。ガウタムは結婚式を阻止するために、ピンキーらとバンガロールへ向かうが、その途上でジョン・アブラハムに誘拐されたというわけだった。
 ・・・
 話を聞き終わったジョン・アブラハムは、自分が誘拐すべき男はガウタムではなく、人違いだったことを悟る。彼はガウタムをバンガロールのニティヤの結婚式場まで送り届ける。ところが、その式場では、ニティヤはすでにピンキーから事情を聞き、脱走した後だった。そこへガウタムが現れ、てんやわんやの状況となる、、、。

   *    *    *    *

 非常に面白い、傑作ロマンティック・コメディーだった。
 こういう小洒落た、年寄りの入り込む余地の全くなさそうなラブストーリーに接すると、インド人もインド映画(テルグ映画)も本当に変わったなぁと、改めて実感する。
 明らかに都市部のヤングスターをターゲットとした作品で、舞台となっているのはハイダラーバードとバンガロール。いわば南インド版「二都物語」なのだが、都市生活者の機微が当たり前のように織り込まれているところに、ハイダラーバードとバンガロールの近代都市としての成長も窺える。
 こういうキュートな映画を観ると、従来のインド・コメディー映画が田舎芝居ぐらいにしか見えなくなるのだが、その分(ありがちなことだが)、インドくささ、インド映画らしさは乏しい。インドらしい結婚観・恋愛観が作品の底にあるとはいえ、このストーリーの映画が日本や韓国で作られたとしても驚かない。しかも、映画というよりは、コミックに近いものを感じた。

 本作の作品全体としての完成度や威力については疑問が残るが、新人のナンディニ・レッディ監督は非常によく考え、大切に大切に脚本を書いたのではないかと推測させるような、細部に至るまで手の行き届いた作品だった。デビュー作に対する愛情、確信、熱意が感じられた。
 とにかく笑える。上のあらすじを読んだだけでは、惚れた振られたのメロドラマと思われるかもしれないが、実はクリスピーなコメディー映画なのである。しかも、いわゆるコメディアンを使わないコメディーで、状況のおかしさせで笑わせる。インドのコメディー映画と相性の悪い私でもかなり笑えた。その点では、ナーニ、ニティヤ、アーシーシュ・ヴィディヤールティらの使い方が上手かったと言える。また、単発のお笑いネタだと思われたエピソードが、後々に伏線となって効いてくる仕掛けも面白かった。
 物語の構成は入れ子構造になっていて、ジョン・アブラハム(Ashish Vidyarthi)がガウタム(Nani)を誘拐する現在時間の流れの中で、ガウタムが語る回想話が主筋を形成している。実は、このガウタムのラブストーリーそのものは比較的ありふれた体験なのだが、これに対してジョン・アブラハムが「お前の恋バナは映画みたいに陳腐だぞ」といちいちコメントを入れるシーンが入り、そうやって「陳腐なラブストーリー」をさりげなく異化していく手法が見事だった。

 内容的には、分類としては「結婚ドタキャン物」に入ると思うが、恋愛や結婚に関して繊細な感触が見られる。実は、ガウタムは2度、ニティヤ(Nithya Menon)に至っては3度、結婚の近くまで行きながら破局している。そして、ガウタムの母(Rohini)も結婚式の土壇場でキャンセルして、他の男と結婚したと語られている。親が決めた相手、または自分の恋愛相手など、この人と結婚するはずだ、と思っていた相手と結ばれず、それとは別個のところで妙に気に掛かっていた人と結ばれるという、運命の赤い糸が主題だったと思うが、この「心の片隅に引っ掛かっている」という感覚が微妙なタッチで描かれているところが本作の旨味だったと思う。

◆ 演技者たち
 ストーリー面だけでなく、配役と登場人物造形の上手さも本作成功の理由となっている。比較的端役に至るまで面白い使い方がなされている。その中でも主役のナーニとニティヤが作品を支えているのはもちろんだが、重要度からいえば、ナーニ3割、ニティヤ7割といったところだろう。

 ナーニ演じるガウタムは、テレビ局で番組ディレクターをやっている男。主人公たちがマスコミ系の仕事に就いているというのは都市型映画によくある設定だが、本作の場合、特にカリスマも何もない、普通の青年として描かれている。ただ、それだけなら退屈なだけだが、これをナーニが演じることにより、どこか滑稽味のある人物像となっていた。やはり彼の「中途半端なハンサム」は笑える。(写真下)
 演技的には【Ashta Chamma】の時よりも上達しており、役者らしくなってきた。これからもモダンなライトコメディーの担い手として重宝されるのではないだろうか。

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 上に書いたとおり、本作最大の見どころはニティヤ役のニティヤだ。というより、ナンディニ・レッディ監督はニティヤとつるんで「ニティヤ」を描くことが本作の目的だったように思え、またニティヤ自身もこの役に惚れ込み、髪の先から足の爪先に至るまで「ニティヤ」になり切ったという感じだった。
 それはニティヤ自身がセリフのアフレコをしていることからも見て取れる。彼女の母語はマラヤーラム語だし、これまで出演したマラヤーラム映画、カンナダ映画でもセルフダビングはしていないのに、初めて、しかもテルグ語のセリフに挑戦している。どうなることか心配したが、テルグ人に確認したところ、ほぼ訛りのない、しかも上手いセリフ回しだったらしい。
 演技的には、マラヤーラム映画の【Apoorva Ragam】(10)で見たときは「上手い演劇部員」と評したが(もちろん、褒め言葉ではない)、本作ではそんなことはなく、ぐっと自然に見えた。「時分の華」とでも言おうか、彼女の若さが目一杯新鮮な可愛らしさとして表れていた。(下)

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 ガウタムの恋人カーヴィヤー役はスネーハー・ウッラール。私はこの人はもっと大きな役回りをするかと予想していたが、カメオ的な出演で、完璧にニティヤの引き立て役だった。しかし、アクセントのある面白い使われ方だった。
 (写真下:デビュー時に比べると美貌は落ちたが、この目には相変わらずドキッとさせられる。)

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 もう一人、ガウタムの母役のローヒニ(故ラグヴァランの元妻)がめちゃめちゃ良かった。こういう素敵な母親像を見ると、やはり本作が女流監督の手になるものであることが実感できる。

 コメディー的な役回りだったアーシ−シュ・ヴィディヤールティも評判が良い。もっとも、彼自身は演技的に大したことはしておらず、脚本とアフレコ声優の賜物なのだが、とにかく、最後に笑って終われるのはこの‘ジョン・アブラハム’のおかげだ。

 最後に、クライマックスに突然現れ、個人技で劇場内の爆笑をさらったのはターグボートゥ(酔いどれ)・ラメーシュという人らしい。

◆ 音楽・撮影・その他
 音楽はKalyani Malikという人の担当。おそらく初めて聞いた人だと思うが、曲そのものは悪くなかった。
 音楽シーンの作りは、並み。
 ニティヤが出て来る3曲のうち2曲で、実際に彼女が歌っている。プレイバック・シンガーほどの見事な歌唱力はないのだが、カワユく歌っていた、と言っておこう。

 映像に関しては、妙に着色されていたり、露出がとんでいたり、ぼかしがかかっていたりして、落ち着きのない部分があった。それで、各レビューでは等しく低評価となっているのだが、私にはこれはわざと効果を狙ったものではないかとも思えた。(さもなくば、下手くそすぎる。)

◆ 結語
 南インド映画界に春一番の如く現れたロマンティック・コメディーの傑作。お勧めしたい。

・満足度 : 3.5 / 5

《 見ても害なし・勝手トレイラー 》
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ニティヤ「キャハハハハ・・・」
ナーニ「あはははは・・・」
ニティヤ「ナ〜ニ〜!」
ナーニ「な〜に〜?」









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ニティヤ「キャハハハハ・・・」
ナーニ「あはははは・・・」
カーヴェリ「・・(絶句)・・」










 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
やはりニティヤが自画自賛するだけの出来栄えだったのですね。

しかしコンテンツからすると儂のいちばん苦手な部類の映画かも知れない。まあニティヤが出てる限りたとえ法廷ものであっても見ますが。

しかし「熱視線」には笑いました。私も参加して灼熱のビームを送ります。
メタ坊
2011/02/11 10:42
毎度コメントありがとうございます。

>しかしコンテンツからすると儂のいちばん苦手な部類の映画かも知れない。まあニティヤが出てる限りたとえ法廷ものであっても見ますが。

メタ坊さんが手放しで喜べる映画ではないとは思いますが、しかし、意外に良い感じで鑑賞できるのではないでしょうか。そんなに青臭くはないです。

>しかし「熱視線」には笑いました。私も参加して灼熱のビームを送ります。

ニティヤを真っ黒けに焦がさんといてくださいよ(笑)
 
カーヴェリ
2011/02/11 18:50

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