カーヴェリ川長治の南インド映画日記

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zoom RSS 【Deiva Thirumagal】 (Tamil)

<<   作成日時 : 2011/07/23 01:26   >>

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 今回紹介するタミル映画【Deiva Thirumagal】は、いくつかの点で私にとって非常に楽しみな作品だった。
 まず、監督がA・L・ヴィジャイであること。【Madrasapattinam】(10)で評判を博したヴィジャイ監督が、それに続く秀作を送り出すことができるか?
 次に、怪優ヴィクラムがまたまた特異な役柄に挑戦していること。公開前から本作はショーン・ペン主演のハリウッド映画【I Am Sam】(01)の翻案だと言われていたが、実際、ヴィクラムは知恵遅れの大人の役を演じている。(参考に、【I Am Sam】のインド版リメイクにはすでにヒンディー映画の【Main Aisa Hi Hoon】(05)がある。)
 最後に、ヒロインにアヌシュカ・シェッティとアマラ・ポールが就いていること。まぁ、アヌシュカさんに関しては、一応敬意を表して先に名前を挙げておいたが、私の注目は断然アマラ・ポールさん。【Mynaa】(10)の水も滴る田舎娘がどんなふうにイメージを変えてきたか?
 題名の「Deiva Thirumagal」は「神様がくれた娘」といった意味。本作はテルグ語ダビング版も同日公開されており、そちらは【Nanna】(お父ちゃん)という題名になっている。

【Deiva Thirumagal】 (2011 : Tamil)
脚本・監督 : A.L. Vijay
出演 : Vikram, Anushka Shetty, Amala Paul, Baby Sara, Nasser, Sachin Khedekar, Santhanam, Priya, M.S. Bhaskar, Surekhavani, Krishna Kumar, Pandi, Y.Gee. Mahendran, Karthik Kumar(ゲスト出演)
音楽 : G.V. Prakash Kumar
撮影 : Nirav Shah
編集 : Anthony
制作 : M. Chinthamani, Ronnie Screwvala

《あらすじ》
 ウーティーのチョコレート工場で働くクリシュナ(Vikram)は発達障害を持ち、体は大人だが知能は5歳児程度。しかし、彼には娘のニラ(Baby Sara)がおり、二人で幸せな生活を送っていた。妻のバヌーはニラの出産時に死亡したため、育児については、隣家に住むムールティ(M.S. Bhaskar)の妻ラジー(Surekhavani)も手助けしていた。
 5歳になったニラは町の学校に通うことになる。この学校の若い校長シュウェータ(Amala Paul)は母のいないニラに何かと目をかけるようになる。ある時、この学校で物語・詩のコンテストが行われた際に、ニラは見事に優勝する。大喜びするクリシュナとニラだが、この二人を見て、シュウェータはあることに気付く。そして、ムールティの話を聞いて、ニラの亡母のバヌーとは実は自分の姉であることを確信する。シュウェータは発達障害者のクリシュナがニラを養育することを危惧し、姪を引き取りたいと思い、父のラージェンドラン(Sachin Khedekar)を呼び寄せる。
 ラージェンドランはクリシュナとニラをチェンナイの自分の許で生活させたいと提案し、村の関係者たちも同意する。ラージェンドランは二人を車に乗せて出発するが、あろうことか、チェンナイの手前でクリシュナを車から追い出し、ニラだけ連れて行く。
 動揺したクリシュナは、警察署を経てチェンナイの裁判所に至る。駆け出しの弁護士アヌー(Anushka Shetty)の助手ヴィノード(Santhanam)はクリシュナを見つけ、顧客にしようとアヌーに紹介する。しかし、クリシュナが知恵遅れだと知ったアヌーは躊躇する。だが、クリシュナの勤めていたチョコレート工場の経営者ヴィクター(Krishna Kumar)からウーティーでの経緯を聞き、アヌーはニラをクリシュナに取り戻すために一肌脱ぐ決意をする。
 アヌーとクリシュナはラージェンドランの家へ行くが、あっさりと突っ撥ねられる。それで、アヌーは法廷でニラの親権を巡ってラージェンドランと争うことにする。
 ほどなく裁判が始まるが、ラージェンドランの側には百戦錬磨のベテラン弁護士バーシャム(Nasser)が付いたことが分かる、、、。

   *    *    *    *

 私はこういういかにもな「お涙ちょうだい」型の映画には素直に泣く方針なので、今回もしっかり泣かせていただいた。いやぁ、映画館を出るときの恥ずかしかったこと。

 上のあらすじは時間の流れに沿って書いたが、映画の構成はそうではなく、まず道に放り出されたクリシュナと弁護士アヌーとの出会いがあり、ヴィクターによる長々としたウーティーの回想話が続き、それを聞いたアヌーがクリシュナのために法廷に立つ、という展開になっている。前半は主にウーティーの場面で、クリシュナとニラの、父と娘というよりは恋人同士、または新婚カップルみたいな仲睦まじき様子が美しい田舎風景と共に描かれている。親子の愛情の強さを描き出すのが主眼だが、同時にクリシュナがいかに好人物であるかということの描写にも力が入れられている。それはいろいろあるのだが、一例として、車が全然通っていないのにクリシュナが赤信号を守る、というのには笑った(インドではこんなことも善人の証になる?)。
 後半は打って変わって、チェンナイでの裁判所のシーンがメインになる。アヌーとバーシャム(Nasser)の緊張したやり取りが主題となるが、緊張一辺倒というわけではなく、色仕掛けや賄賂仕掛けなど、笑いの要素もあった。中心から逸れるネタだが、クリシュナを含む人々(多くは犯罪者)が警察署から裁判所に車で運ばれて来たとき、弁護士(の助手)の一群が押し寄せ、「弁護はうちに任せろ」と客引きを始めたのには笑った。インドでは客引きというのは、駅やバススタンドだけではないらしい。
 この法廷でのやり取りは、主としてクリシュナに子供の養育能力があるかどうか、つまり、クリシュナの知能を巡ってなされるが、クリシュナがいかに「バカか」ということを立証しようとするラージェンドラン/バーシャム側の主張は、思えば酷いもんだ。

 レビューの評価は概ね高評価を揃えているが、中には「即ゴミ箱行きの腐ったパクリ映画」とボロクソに評している人もいる(こちら)。
 気持ちは分からなくもないが、ただ、本作が【I Am Sam】の翻案だということは事前に分かっていたことであり、公開(鑑賞)後にわざわざ難詰することでもない。ただし、制作サイドが正式にリメイク権を取得し、これは「リメイクだ」とはっきり公言していれば、この種の批判は免れたはずだが、そうもできない事情もあるのだろう。
 また、この評者は【I Am Sam】と本作の共通点を列挙し、いかにパクリかということの証明に躍起になっているが、何であれ翻案/リメイクの場合、共通点と同時に相違点の分析も重要になるので、レビューとしてはまったくの片手落ちだ。
 「リメイク映画はけしからん」と一律に認めないのならスジは通るが、そうするとインド映画の大きな特徴の一つを否定してしまうことになるので、それもどうかと思う。同じヒット映画のリメイクを作っても、面白いものもあればつまらないものもあり、ヒットするものもあればフロップに終わるものもある。やはり出来の巧拙というのはあるのであり、それを評価していくのもインド映画鑑賞の作業のうちだと私は思っている。そんな私の目から見れば、本作は十分よくできたリメイク作品だと評価できる。

 とはいっても、ヴィジャイ監督の作品は【Kireedam】(07)と【Poi Solla Porom】(08)がリメイク、【Madrasapattinam】もハリウッドやボリウッド作品のパクリっぽく、一部の評者から攻撃されても仕方がない部分もある。この【Deiva Thirumagal】にしても、タミル・ナードゥ州が舞台で、ヴィクラムが主演していて、登場人物がタミル語を話しているということ以外、タミル映画だと言える要素が少ない。G・V・プラカーシュ・クマールの音楽さえ西洋音楽っぽい。ハリウッド映画をタミル映画化する上での創造性が欠けていると思う。
 となると、ヴィジャイ監督はなんでわざわざ【I Am Sam】のリメイク映画なんぞを作ろうとしたのか気に掛かるわけだが、それについてはまったく分からない。ただ、本作のクリシュナとニラの父子愛というのは言葉や論理、理性では割り切れないほど素朴で根源的で不可侵なものとして描かれている。そのことは、クライマックスの裁判シーンで、クリシュナとニラの無邪気なやり取りとそれに被さる弁護士バーシャムの理詰めの弁論との見事なコントラストによく表れている。無垢な心の結びつきが論理を打ち負かすのである。こうした「家族愛の強さ・美しさ」というのは、インド映画が伝統的に大切にしてきたモチーフなので、この1点でのみ、本作はインド的であると評価できる。

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◆ 演技者たち
 ヴィクラムのパフォーマンスについては多言は要しないだろう。この人は【Sethu】(99)では「脳障害者」、【Kasi】(01)では「盲目の歌い手」、【Pithamagan】(03)では「野生の墓守り」、【Anniyan】(05)では「多重人格障害者」、【Kanthaswamy】(09)では「雄鶏マン」と、まさに「異形の者」のオンパレードのようなキャリアを歩んで来たのだが、まだ懲りないようだ。こうなると、次は何が出てくるか楽しみだ。

 娘のニラ役のサラーちゃんは、これがまた可愛い。この種の映画は子役の出来に左右されるものだが、十分期待に応えるものだった。

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 アヌシュカさんは、駆け出しの売れない弁護士という役柄で、まずまずだった。
 彼女がバント・コミュニティーの出自であることはよく知られているが、バントといえば世界でも少数派の「母系社会」であり、そのせいで私は「バントの女」に「女将」型のたくましいものをイメージしてしまう。アイシュワリヤ・ラーイやシルパ・シェッティなど、バントの女優は何人かいるが、その中でも私のイメージに最も合致するのがこのアヌシュカ・シェッティさんで、彼女はやはりアイドル系よりも【Arundhati】(09)や【Vedam】(10)のような肝っ玉のすわった役がよく似合う。それからすると、本作の女弁護士役というのは、一度は彼女の通るべき道だったと思う。

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 アマラ・ポールさんについては、期待どおりのオーラ発散型の美貌が味わえたが、なにせ期待したほどの出番がなく、ヴィジャイ監督はアホかと思った。この若さで校長先生の役は不自然とも思えたが、どうやら学校が父(ラージェンドラン)の経営するものだという設定だったようだ。それにしても、もし本当にインドの小学校にこんなに若くてきれいな校長先生がいるのなら、私、もう一度半ズボンはいて、スクール・ボーイになっちゃうな。

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 脇役陣では、ベテラン弁護士役のナーサルは貫禄十分、お手の物といった感じだった。
 ニラの祖父ラージェンドランを演じたのはサチン・ケーデーカルで、北インドの俳優。タミル映画では【Yavarum Nalam】(09)が知られている。
 テルグ女優のスレーカーワニがちょいと印象的な役で出ていた。

◆ 音楽・撮影・その他
 音楽はG・V・プラカーシュ・クマールの担当。上で触れたとおり、タミル映画音楽っぽくない曲が主だったので、私的にはピンと来なかったが、聴く人が聴けば評価されるだろう。とはいっても、やはり叔父様(A・R・ラフマーン)を髣髴とさせる多彩な曲作りで、ユワンくんと並んで、本当に今後楽しみなタミル映画界の若手音楽監督だ。

 ニーラヴ・シャーの撮影はほぼ文句なし。特に前半のウーティーの場面が良い。
 1曲、アヌシュカとヴィクラムの音楽シーンで超スローモーションが用いられていたが、【180】(11)と同様、やはり音楽シーンにこの技術は面白くないと感じた。

◆ 結語
 ハリウッド映画【I Am Sam】の翻案で、ヴィクラムが発達障害者を演じて、、、と来れば、多少ともタミル映画に馴染んだ人なら内容が想像できると思うが、まったくその想像どおりのものが出て来ると思って差し支えない。幸い、出来は良いので、観ても損はないと思う。私は泣けたが、、、。

・満足度 : 3.5 / 5
 

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
いつも楽しいレビューありがとうございます。

ヴィクラムが知恵おくれ役をすると聞いて、まずまずの佳作になるだろうなと予想していました。ヴィクラムお得意の役柄だし、実はこうした「異形」のキャラクタライゼーションはある程度訓練を積んだ俳優にはそう難しいことではないからです。

むしろ期待は川縁さんと同じく甘ちゃんでしたが、

>なにせ期待したほどの出番がなく、ヴィジャイ監督はアホかと思った。

落胆がストレートに表現されていて思わずうんうんと頷きました。甘ちゃんはどちらかというと主演を「食う」タイプの女優なので、監督としては用心したのではないでしょうか。
メタ坊
2011/07/23 08:16
早速のコメント、ありがとうございます。

>甘ちゃんはどちらかというと主演を「食う」タイプの女優なので、監督としては用心したのではないでしょうか。

なるほど。
本作のヒロインは子役のサラーで、アヌシュカさんさえ中途半端な位置で、アマラさんとなるとサード・ヒロイン(むしろ、アクション映画なら悪役の手下に相当する?)になるので、「食う」と困りますもんね。

それにしてもこの映画、私はヴィクラムが好きなのでOKでしたが、彼のこの種の演技が苦手な人には、苦痛以外の何ものでもないでしょうね。
 
カーヴェリ
2011/07/23 13:22
これはタミル映画だったんですね。
そのことすら知らずに観てしまいました。
Vikramが主演という、その時点でも気がつきませんでした。
(口の動きに然程違和感がありませんでしたし)
…あとで自分のところの映画リストを修正します…。

2011/07/23 15:01
久々のコメント、ありがとうございます。

私はタミル語版を観たので「タミル映画」に入れましたが、こういう2言語同時公開版はどちらの映画と言うのは難しいですね。
はっきりとA言語版が主で、B言語版は単純ダビング版にすぎない場合もあれば、両言語で撮影地などを(時にはキャストも)変えて2テイク撮っている場合もあるので、後者だとどちらの言語版とも言えるわけです。

本作の場合、スタッフやキャストの顔ぶれからすると、タミル映画と言うのがふさわしいかと思いますが、テルグ語版を観ていないのでなんとも言えません。テルグ語版の物語の舞台はウーティーとチェンナイでしたか? それとも、どこかの田舎とハイダラーバードになっていましたか?
 
カーヴェリ
2011/07/23 22:01
舞台設定がどこだったか分かりませんが、
(チョコレート工場はおそらくウーティー)
道路の標識がテルグ文字だったと思います。
(地名を読もうと頑張って見ていたので)

確かに、どちらでもいいものもありますね。
『GAGANAM』や『180』は
タミル・テルグどちらでも撮っていますしね。
それにしても、
こんなふうにタミルとテルグが密接に関わることがあるのに、
(テルグ人にとってもタミル映画は受けがいいようです)
映画の雰囲気(作り)はタミルとテルグと何かが違うような気がしています。

2011/07/24 19:15
>道路の標識がテルグ文字だったと思います。

ということは、AP州のどこか(まずハイダラーバード)だったというわけですね。
タミル語版ははっきりとチェンナイで、裁判所も「Madras High Court」の看板が出ていました。
これからすると、単純な全編吹き替えではなく、いくつかの場面で2テイク撮ったようですね。

>映画の雰囲気(作り)はタミルとテルグと何かが違うような気がしています。

いやぁ、全然違いますよ。
以前はテルグ人はタミル映画なんぞ好んで観なかったように思うんですが、ここ1,2年のAP州でのタミル映画ブームには、正直、びっくりですよ。
 
カーヴェリ
2011/07/24 23:29
度々失礼します。

『RANGAM』(タミル版『KO』)でも思いましたが、
わざわざ地名が出てくる部分だけ別撮りすることがあるんですね。コンピューターで処理しているんだとばかり思っていました。
タミル映画はタミル映画のままで吹替えだけでいいのではないかと思うのですが、観客に物語に入ってもらうために地名や表記まで変えているのでしょうか。

>ここ1,2年のAP州でのタミル映画ブームには、正直、びっくりですよ。

なんと!これはブームなんですね。
では、DVD店でタミル映画の場所が大きく設けられているなんて、5年ぐらい前には考えられなかったことかもしれませんね。

2011/07/26 01:20
>タミル映画はタミル映画のままで吹替えだけでいいのではないかと思うのですが、観客に物語に入ってもらうために地名や表記まで変えているのでしょうか。

さすがにハリウッド映画のダビング版ではそんなことしないでしょうけど、他言語インド映画のダビング版なら、地名や表記だけでなく、登場人物名も変えて、しっかり現地化するのが普通ですね。時にはコメディーシーンや音楽シーンの一部も撮り直したりしています。吹き替えに対する感覚は、日本人とはずいぶん違うようですね。

>では、DVD店でタミル映画の場所が大きく設けられているなんて、

ええっ、そうなんですか!?
私ゃ、もうかれこれ3年近くAP州の主要都市に足を運んでないんですが、当時、大きなタミルDVDコーナーなんて、あったかなぁ、、、。
 
カーヴェリ
2011/07/26 10:35

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