カーヴェリ川長治の南インド映画日記

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zoom RSS 【Eega】 (Telugu)

<<   作成日時 : 2012/07/13 21:37   >>

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 S・S・ラージャマウリ監督、スディープ主演のテルグ映画。
 いやぁ、長い間南インド映画とお付き合いしてきたが、「スディープ主演のテルグ映画」が、しかもトリウッドを代表するヒットメーカー、ラージャマウリ監督の作品で観られるとは、夢にも思わなかった。
 実は、周知のとおり、「Eega」は昆虫の「ハエ」のことで、本作の主役は「ハエ」になるのだが、「ハエ主演」と書くのも変なので、ここでは「スディープ主演」とした。

 カンナダ映画に馴染んでいる人以外はスディープについてほとんど知らないだろうから、ここで簡単に紹介しておくと、彼はカンナダ映画界のトップスターであると同時に、監督、プロデューサーもこなすマルチタレント。俳優としては、スマートな都会人から下町のチンピラまで、シリアス物からコメディーまで、幅広い役柄がこなせる実力者。知的でソフトなイメージの底に、武骨さ、純朴さが垣間見られるのは、彼が地方都市フブリの出身だからではないかと私は見ている。(訂正:スディープはシモガの出身でした。)
 監督としての評価は微妙で、彼自身が物語・脚本を書いたオリジナル作品、【No.73 Shanthi Nivasa】(07)と【Just Maath Maathalli】(10)の2作はフロップ。その代り、リメイク作品である【My Autograph】(06:オリジナルはタミル映画【Autograph】)と【Veera Madakari】(09:同、テルグ映画【Vikramarkudu】)と【Kempe Gowda】(11:同、タミル映画【Singam】)の3作は大ヒットとなっている。特記すべきは【Kempe Gowda】で、製作費という点で、タミル版オリジナルの【Singam】が1億5千万ルピー、ヒンディー版リメイクの【Singham】が2億ルピーかかったのを、【Kempe Gowda】ではコスト削減のために撮影の一部にデジタル一眼レフカメラを導入し、結果、4千万ルピーという低額で上げている(デジタル一眼レフを映画撮影に使うというアイデアは後にRGV監督がパクっている)。この遣り繰り上手の才を以ってすれば、映画界を引退した後は、カルナータカ州の財務大臣ぐらいは務まるだろう。
 スディープにとって本作がテルグ映画デビューということだが、RGV監督の【Rakta Charitra】(10)シリーズに出演していたので、厳密に言うとデビューにはならない。また、同じくRGV監督のヒンディー映画【Phoonk】(08)や【Rann】(10)にも出ていたので、AP州でも多少は知られた顔であろう。もっとも、テルグ人の間では、スディープは「カルナータカ・ブルドーザーズ」のキャプテンということで記憶されているかもしれない。
 (写真上:スディープ氏とハエ。)

 本作はテルグ語・タミル語のバイリンガル作品で、配役も一部違うようである。また、マラヤーラム語とヒンディー語のダビング版も用意されているとのことだ。

【Eega】 (2012 : Telugu)
物語・脚本・監督 : S.S. Rajamouli
出演 : Sudeep, Samantha, Nani, Adithya, Devadarshini, Thagubothu Ramesh, Srinivas Reddy, Hamsa Nandini
音楽 : M.M. Keeravani
撮影 : K.K. Senthil Kumar
編集 : Kotagiri Venkateswara Rao
制作 : Sai Korrapati

《あらすじ》
 マイクロ・アーチストのビンドゥ(Samantha)は、子供たちの教育を支援するNGOグループのリーダーでもあった。ビンドゥの向かいに住むナーニ(Nani)は彼女に惚れており、あれやこれやと意思表示はするものの、いつもつれない態度で返されていた。その実、ビンドゥも密かにナーニに惹かれていた。
 ビンドゥは、NGOの活動資金を寄付してもらうために、実業家のスディープ(Sudeep)に会う。だが、スディープはとんだ好色家で、自分の欲するものを手に入れるためにはどんな手段も厭わない男であった。彼はビンドゥに狙いを定めるが、彼女がナーニに気があることを悟り、強い嫉妬心を抱く。
 ある晩のある出来事を機に、ビンドゥはナーニに気持ちを伝える決心をする。だが、ナーニが彼女の気持ちを察したとたんに、彼はスディープに拉致され、そのまま殺されてしまう。
 ほどなくして、ナーニはハエとして生まれ変わる。そして、たまたまスディープの家に迷い込むが、その顔を見たとたんに前世の記憶を思い出す。その後、ビンドゥの家にも行き、彼女がまだ自分のことを愛していることを確信したハエ(ナーニ)は、スディープを殺す決意をする、、、。

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   *    *    *    *

 ふ〜む、上のあらすじは詳しく書きすぎた。3行でまとめても差し支えないほど、単純明快なストーリーだった。といって、それは本作がつまらないという意味ではなく、さすがラージャマウリ監督、またまた傑作とも言えるファンタジー映画を作ってくれた。

 とにもかくにも、本作の意義は「ハエ」を主役に持ってきたことに尽きる。技術的にも内容的にもそうだ。
 楽しく、分かりやすい映画なので、するっと観てしまうが、技術陣も演技陣も、注いだ努力というのは並々ならぬものだったに違いない。デジタルで愛すべき「ハエ」を作り出すという作業も困難だろうが、もっと基本的な次元で、例えばカメラワーク一つとっても、通常とは違う遠近法が要求されたはずだ。考えてもみれ、人間同士のアクション・シーンでさえ面白いものを作るのは難しいのに、片や身長180センチ近い悪役スディープと片や体長数ミリのハエとの戦いを、アクションに目の肥えた南インドの大衆を納得させる形で見せなければならないとは、かなり高度な課題だと言える。並の経験とセンスではこなせない仕事だと思うが、しかしラージャマウリ監督はあっさりとクリアしている。
 敵役のスディープも、生身の相手のいない一人芝居状態だったはずだが、非常な緊張感を以て演じている。

 内容面でも、ハエといえば、日本ほどでないにせよ、インドでも愛される生物とは言いがたく、それを「正義のヒーロー」に仕立て上げるのも困難な課題だったに違いない。しかしそれも、キャラクター・デザインとストーリーの持って行き方が上手く、ラージャマウリ監督は十二分にクリアしている。
 私が本作で監督に最大の賛辞を贈りたい点は、このハエに喋らせなかったことだ。アニメなどでよくあるように、こいつが甲高い声で人の言葉を喋ろうものなら、一気に作品の格が下がったはずだが、監督はそれを回避している。しかし、その代償として、娯楽アクション映画特有の「パンチダイアローグ」という手が使えなくなった。パンチダイアローグなくして、いかに南インドの大衆を沸かせるかというのも困難な課題になるが、それも監督はクリア。

 3行であらすじがまとめられるほど単純、と書いたが、それはハエのユニークなキャラクター設定にかまけて、ストーリー作りに手を抜いたとも考えられる。しかしここでは、テルグ映画が培ってきた復讐物の伝統的なフォーマットに則ったもの、と捉えておきたい。
 伝統的といえば、そもそも輪廻転生・因果応報という観念や、邪悪な人間に対する小動物の復讐という発想自体、インドの伝統を踏まえたものだ。そういった点で、本作は21世紀型のハイテク映画であるが、きわめてインド的だと言える。

 気に掛かったのは、本作は基本的にテルグ映画なのに、馴染みのテルグ俳優が一人もいないことだ。ラージャマウリ監督というのは、そもそもテルグ映画らしいアクション映画を撮ってきた人だが、どうも【Magadheera】(09)を最後に「スター中心主義」に関心をなくしたのか、【Maryada Ramanna】(10)ではコメディアンのスニールを主演に起用して、「キャラクター中心主義」と呼べるような作品を作っている。本作ではさらにその傾向が強まっているわけだが、「スター・システム」が基本の南インド映画界にあって、このシフトは何を意味するのか、しばらく注視してみたい。

◆ 演技者たち
 スディープのパフォーマンスが素晴らしかったので、ここで必要以上に持ち上げまくろうかと思ったが、すでにラジニのおっさんやマヘーシュの兄さんらが賛辞を贈っているので、やめておく(例えば、こちら)。
 スディープというのは順応性が高いのか、RGV監督の作品に出演が決まったときも私は心配したが、結果としては胸を晴れるパフォーマンスをしていた。本作でも、「結局はハエに殺される情けない役か」と思っていたが、それ以上のものだった。
 スディープのこの成功を機に、カンナダのプロデューサーたちが彼の過去作をテルグ語やタミル語にダビングして売り込もうとしているようだが、やめたほうがいいだろう。本作を観てスディープに関心を持った方も、彼のカンナダ作品を観る際は、あまり期待しないで接することをお勧めする。
 ところで、スディープといえば「声」の良さでも知られているが、私が聞いた限り、このテルグ語版も彼の地声だったと思う。

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 ヒロイン、ビンドゥ役のサマンタは爽やかだった。マイクロ・アーチスト(顕微鏡を使って極小美術品を作る)という設定もユニークだったが、それがストーリーにうまく絡んで、面白かった。

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 ナーニはどんぴしゃの配役だった。映画開始30分で消えてしまう役回りでも、ナーニなら爽やかな印象を残せる。また、「死後、ハエに転生しそうなトリウッド・スター」というイメージでも、ナーニは妥当な選択だったと思う。

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◆ 音楽・撮影・その他
 キーラワーニの音楽は非常に良かった。BGMも完璧に近かったと思う。
 リッチなダンス・シーンというのはないのだが、エンドロールでハエがチランジーヴィやNTRジュニアのダンスの物真似をやる場面は見もの。

 売りのVFXは「MAKUTA Effects」という会社が担当している。出来は私の目には申し分なく映った。
 撮影には「テルグ映画界で初めて『Scorpio Crane』が使われた」とのこと。「何じゃ、それ?」と思ったが、写真のような撮影用クレーンのことらしい。(これが本作の縦横無尽なカメラワークの秘訣か?)

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 しかし、「クレーン」というのは「鶴」に似ているからクレーンと言うのであって、蠍に似ているなら、単に「スコーピオ」とだけ言えばいいのでは? 「蠍みたいな鶴」と言うのはおかしいぞ。

◆ 結語
 聞くところによると、本作のストーリーの元ネタは、ラージャマウリ監督が子供時代に父のヴィジャイェンドラ・プラサードから聞いた話らしい。それを大事に温めて、後に製作費4億ルピーの映画に仕立てるとは、やはりラージャマウリは大したヤツだ。これを観て幼稚だと感じる人もいると思うが、私からは必見作としておく。

・満足度 : 4.0 / 5
 

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コメント(21件)

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カーヴェリさまのEegaレビューお待ちしておりました〜

スディープの出演作はまだVeera Parampareだけなのですけれども、
本編を観る前にスチールで見た時は「そんなにいいのかな」(スミマセン)などと思っていたのですが、実際に作品中で演技している姿の方が断然いいですね!
こちらでは無骨な忠義心のある青年役でしたので、Eegaでの悪役ぶりを観るのを
楽しみにしています。
あいや〜
2012/07/15 15:07
コメント、ありがとうございます。
これ、川口でやるんですよね。
ぜひご覧になってください。

スディープのカンナダ映画のお勧めは、、、となると、困るんですよね。演技的に良いのはほとんどリメイク作品か、RGV監督のヒンディー映画になるんです。個人的には「Mussanjemaatu」か「Gooli」が好きなんですが、お勧めしにくいものを感じます。
 
カーヴェリ
2012/07/15 20:18
ありがとうございます。
川口上映楽しみです!

オリジナルはお勧めが難しいですか(^-^;
リメイクのMy Autograph、Veera Madakariは
観てみたいなと思っています。
あいや~
2012/07/16 07:45
あと、「Huchcha」か「Kempe Gowda」か。
オリジナルでは「Just Maath Maathalli」もまずまずなんですが、ちょっとあいや〜さんの線とは違うかもしれません。
 
カーヴェリ
2012/07/16 10:27
ご紹介ありがとうございます。

サウスの作品については食わず嫌いだったなという経験も結構ありますので、
いろいろなものを観ていきたいと思っています〜
あいや〜
2012/07/17 08:27
マッキー見ました。なかなかどうして面白かったですね。
知っている役者さんがサマンタさんとスリニヴァスレッディさんだけでした。お二方がヒンディー語しゃべっているのがとても違和感でした…。当たり前なのですが、お二方とも声違うし。
テルグ映画でコメディアンがスリニヴァスさんだけというのも珍しいなぁと思いながら見ていました。内容からすると、ブラフマーナンダムさんでも、ヴェーヌマーダヴさんでもなくスリニヴァスさんで正解でしたけど…。スディープさん自体が濃ゆいコメディパートをなさいますからね。あのあっさり感が良かったと思いました。
スディープさんあれはご本人の声なのですか?とてもハスキーでかっこいいイケボなので良かったなと…。
見た目だけで言えばテルグ映画の悪役俳優アジャイさんやスプリートさんでも良かったと思いましたが、声が違うのかなぁと。一人芝居大変だったのではないかと推測されます。
サマンタさんは綺麗というより、可愛いって感じですね!若い学生とか社会人なりたてとかの役がとても似合います。
ふと思ったのですがラージャマウリさんて、人以外のモノに命を与えるのが好きなのでしょうか?スニールさん主演のMARYADA RAMANNAの時も自転車に命を与えていましたね。それが面白いと感じ今度は人じゃないモノを主人公にしてしまったのでしょうか?
科学的に言うと結構ツッコミどころがないわけではないのですが…。インド映画に科学考証なんて考えるのは野暮だと思って見てました。
このまずはテルグ映画発祥のマッキーが日本で流行るといいなと思いました。この勢いで、テルグ映画とかカンナダ映画、ラジニさま以外のタミル映画とかどんどん輸入されてくるといいですね。
ただ、時々先端恐怖症になる時があるので、その症状になった時は見られない映画ですねf^_^;)。
ナン
2013/09/16 21:34
>お二方がヒンディー語しゃべっているのがとても違和感でした…。

シュリーニヴァース・レッディがヒンディー語しゃべってたら、確かに違和感ですねw

>テルグ映画でコメディアンがスリニヴァスさんだけというのも珍しいなぁと思いながら見ていました。

あと、タグボート・ラメーシュというのもいましたよ。よっぱらいの泥棒の役です。ちょっと重要?な役でした。

>スディープさんあれはご本人の声なのですか?

ヒンディー語版は見ていないので分かりませんが、テルグ語版は本人の声でした。スディープのイケボは定評がありますよ。

>ふと思ったのですがラージャマウリさんて、人以外のモノに命を与えるのが好きなのでしょうか?

想像力が豊かなんですね。

>科学的に言うと結構ツッコミどころがないわけではないのですが…。

コメディー的科学というやつですよ。

>このまずはテルグ映画発祥のマッキーが日本で流行るといいなと思いました。この勢いで、テルグ映画とかカンナダ映画、ラジニさま以外のタミル映画とかどんどん輸入されてくるといいですね。

はい、南にも目を向けてほしいです。
 
カーヴェリ
2013/09/20 10:07
タグボートさんのwikiみたのですが、フィルモグラフィーで確認したところ、NTRジュニアさんの帝王以外、全部存じあげない映画ばかりでしたf^_^;)。ていうか、帝王でもそんなにコメディアンっていう印象がなかったです。テルグ映画もまだまだ奥が深いですね。
仰るようにハエにしゃべらせなかったのもいいですね。観客それぞれがセリフを入れて良いので、感情移入しやすかったのかと思います。
マッキーってハエのキャラ名だと思ってしまいがちですが、ただ単にハエって言っているだけなんですよね。日本でマッキーっていうと、槇原敬之さんとか元巨人の槙原寛己さんとかの愛称ですからねf^_^;)。
ナン
2013/09/20 19:29
>タグボートさんのwikiみたのですが、フィルモグラフィーで確認したところ、

タグボートさんなら、「Alaa.. Modalaindi」が笑えました。
今のところ、酔っ払いの一発芸しかないみたいですけど、この人、けっこう好きです。
 
カーヴェリ
2013/09/22 09:42
ここでご案内いただいた映画まだ未見で申し訳ありません。探し方が悪いのか見当たらないので。
拙ブログで書いたのですが、テルグ語版「Eega」DVDが届いたのでみました。
タグボートさんご出演のシーン、「Makkhi」ではごっそりなくなってますね。印象に残らないわけです。
なるほど、だから「Makkhi」だとテルグ語映画のコメディ俳優はスリニバスレッデイさんしかいないわけですよ!
本当、テルグ語オリジナル版じゃないといかんです!と声を大にして言いたいですわ!
ナン
2013/10/08 22:55
>タグボートさんご出演のシーン、「Makkhi」ではごっそりなくなってますね。

げぇ〜〜、そんなアホな!!
すると、日本公開版をご覧になる日本の皆さまはタグボート氏の雄姿が見られないってわけですか!?
これだから、北インド人のセンスは嫌いなんです。
 
カーヴェリ
2013/10/10 01:00
お詫びと訂正。
トレーラーを見たら、タグボートさんが出ているシーンの一部カットがありました。完全にタグボートさんのシーンを忘れていました。申し訳ありませんでした。
ナン
2013/10/15 16:53
貴殿のブログのほうも拝見しましたが、そんなに丁寧に詫びを入れる必要もないと思いますよ。

リメイク権とかダビング権とかは、一度金を払って権利を買い取った以上、その権利所有者側がいかように作品を改変するのも自由です。オリジナルの作り手がとやかく言うことではありません。
しかし、鑑賞者の立場からすると、両作とも観た上で、どちらが良いとか、だからどうしてくれとか、適切な場で適切に主張するのもこれまた自由で、よっぽどとんちんかんな、または乱暴な意見でない限り、特に間違いということはありません。

ただし、事実誤認はいけないので、ナンさんがもう一度日本で上映される「マッキー」をご覧になるチャンスがあるなら、タグボートさんのシーンがあるかないか、確認してください。その上で改めて、どちらが良いとか表明されてはいかがでしょうか。
 
カーヴェリ
2013/10/16 02:17
拙ブログにコメントありがとうございます。
やはりありませんでした。泥棒シーンも本編の伏線になっているのですね。何回かマッキーを見て再度Eegaを見ると、Eegaから削除されたシーンはそれぞれ必要なシーンだということがわかりました。
Eegaを先に同居人に見せてから、マッキーを見せたのですが、同居人曰く「後半ほとんどコントシーンがなくて息が詰まった…シリアスシーンが続いて息つく暇がなくて原作より短いのに見ててしんどくて疲れた」と言っていました。コントシーンは面白い面白くないに関わらず、息抜きで重要なんですね。
ナン
2013/11/04 16:52
レス遅れて、どうもすみません。このブログのトラックバックやコメントのメール通知機能が作動していないようで、今の今まで上のコメントに気付きませんでした。

ターグボートゥさんのシーンがないというのは残念ですね。
ナンさんの記事を読んで、このシーンの重要性も理解しました。
 
カーヴェリ
2013/11/22 02:49
マッキーの記事を楽しく読ませていただきました!
主人公の名前は、ジャニという表記になっていたかと思います。
通りすがり
2014/09/16 13:16
コメント、ありがとうございます。
「マッキー」はこのテルグ語映画「Eega」のヒンディー語吹き替え作品ですね。主人公の「ナーニ」という名前は北インド(ヒンディー語圏)では珍しいのか、「ジャニ」という名に変えられました。吹き替え作品では、現地の事情に合わせるために、人名とか地名はよく置き換えられますね。
カーヴェリ
2014/09/16 21:55
なるほど!!お教え頂きありがとうございます。

初心者の質問で申し訳ないのですがマッキーが面白すぎてツボにはまってしまいました。オススメのインド映画はありますでしょうか?
英語字幕があればがんばって観てみたいと思います。

友人二人を呼んでマッキー上映会をと開いたのですが、大ウケで、映画の最後には自然と拍手が。お話やキャラクターの作り込み、小物の使い方などなど全てが良くて、スタッフの方々の観る人を楽しませようという思いが伝わってくる素晴らしい映画でした。
通りすがり
2014/09/16 23:33
なにせインド映画は製作本数も多いし、テイストも多様なので、お勧めも難しいです。しかし、「マッキー」が気に入ったのなら、まずは同じ監督の作品をいくつかご覧になってはいかがでしょうか。「Maryada Ramanna」、「Yamadonga」、「Magadheera」あたりがお勧めです。あと、タミル映画でラジニカーント主演の「Enthiran」(ヒンディー語版は「Robot」)も気に入るかもしれません。
 
カーヴェリ
2014/09/17 21:32
ありがとうございます!お礼が遅くなり失礼いたしました。
「Enthiran」(Robot)は日本版を買いました!主役の方は有名な俳優さんなんですね。少しずつ勉強したいと思います。

教えて頂いた同じ監督の作品名で早速調べたところ、「Maryada Ramanna」は「あなたがいてこそ」という邦題で順次公開中の作品でした!!
10月に上映予定なので映画館で観られるのが嬉しくて待ち遠しいです。
「Yamadonga」「Magadheera」も、ブログ記事の冒頭を読ませてもらったらどちらも面白そうでしたので、専門店などをあたってみたいと思います。

私は泥臭いところがある映画が好きなのですが、見終わったら自然と拍手やガッツポーズがでるような好みのインド映画に出会えたらいいなと思います。

インドには多種多様な言語があることもあまり知りませんでした。なんとなくインド映画はハードルが高そうな印象もあったので、とっかかりをつくってくださって本当にありがとうございました!
通りすがり
2014/09/19 11:57
「泥臭い」、「拍手」、「ガッツポーズ」ということなら、インド映画、特に南インド映画とは合うかもしれませんね。ミクシィとかツイッターとか、SNSからいろいろお勧め作品の情報が得られますよ。熱心なファンがいますから。
それと、「ダバング」というヒンディー映画も今日本のどこかでやってるかと思いますが、それも気に入るかもしれません。
あと、映画祭のシーズンで、インド映画もけっこうかかるので、見に行かれてはどうでしょうか。
 
カーヴェリ
2014/09/20 21:43

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