カーヴェリ川長治の南インド映画日記

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zoom RSS 【Lucia】 (Kannada)

<<   作成日時 : 2013/12/20 02:36   >>

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 え〜、2013年も終わりに近付き、総括モードに入るわけではないが、今年は例年になくカンナダ映画を観なかったなと。しかし、そんな年に限って、カンナダ映画に注目作が現れるもので、特に今年の下半期は「サンダルウッドも新局面を迎えたか」と思える作品が相次いだ。

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 その最たるものが本作【Lucia】。実は、公開されたのが9月6日のことで、評判が良かったので公開2週目に観に行く予定にしていたら、マンムーティがイエス・キリストに扮するという【Daivathinte Swantham Cleetus】が公開されたので、そちらに譲ってしまった。その後、ディーパーワリの連休に観ようとしたが、風邪をひいて寝込んでしまい、果たせず。それで、「ルシアが見られなかったよ〜」と会社で騒いでいたら、インド人社員が「あ、ボク、そのダウンロードしたビデオ、持ってますよ」、「え、アタシも」ということだったので、コピーさせてもらって、鑑賞した。ひとまずそれで満足したが、この作品はブログにも鑑賞記を上げておくべきだとずっと思っていた。しかし、本ブログは映画館で観た映画しか書かないことにしているため、年の瀬の土壇場に、やっぱり劇場まで足を運ぶことにした。

 監督のパワン・クマールはヨーガラージ・バット監督の弟子で、同監督の【Manasaare】(09)や【Pancharangi】(10)では俳優としても出演している。監督デビューが【Lifeu Ishtene】(11)で、本作は第2作目となる。
 (写真下:パワン・クマール氏近影。)

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【Lucia】 (2013 : Kannada)
脚本・監督 : Pawan Kumar
出演 : Neenasam Satish, Sruthi Hariharan, Achyuth Kumar, Sanjay, Krishna, Aryan, Balaji Manohar, Prashanth, Arasu, Hardika Shetty, Rishab, Bharath, Satish Kumar, Poorna, Pawan Kumar
音楽 : Poornachandra Tejaswi
撮影 : Siddhartha Nuni
編集 : Sanath-Suresh, Pawan Kumar
制作 : Audience Films, Home Talkies

題名の意味 : ルシア(薬の名前)
映倫認証 : U
タ イ プ : オリジナル
ジャンル : サイコロジカル・スリラー
公 開 日 : 9月6日(金)
上映時間 : 2時間16分

◆ あらすじ
 病院のベッドにニッキ(ニキル:Neenasam Satish)という男が昏睡状態で横たわっていた。警察はこれを事件と捉え、捜査を開始し、すでに何名かの関係者・容疑者を洗い出していた。ムンバイから来た探偵のサンジャイ(Sanjay)は、この事件に「ルシア」というカプセル状の薬が絡んでいるとの見当を付ける。
 ・・・
 ニッキはバンガロールの場末の映画館で場内案内係をしている男だった。その映画館はカンナダ映画専門館で、シャンカランナ(Achyuth Kumar)が経営しており、シャンカランナ自身が映写機を回していた。
 ニッキは、生活の貧しさは苦にしていなかったが、不眠症に悩まされていた。ある夜中に、彼は路上でドラッグの売人に遭遇し、「ルシア」という薬を勧められる。それは睡眠薬の一種だったが、単に安眠を約束するだけでなく、服用者にとって素晴らしい夢も見られるというものだった。ただし、薬の効果が切れると、その甘い夢は悪夢に転じるということだった。
 ニッキは早速ルシアを試す。すると、日頃から憧れていたステータス、つまり、自分がカンナダ映画界のスターになっている夢を見る。
 現実のニッキは、ピザ屋の店員をしているシュウェータ(Sruthi Hariharan)に惚れていたが、結婚はおろか、交際さえしてもらえそうになかった。しかし、ルシアを服用すると、やはり夢の中ではシュウェータが新人の映画女優として登場するのであった、、、。

◆ アナリシス
・この後、夢と現実が絶妙に交錯するドラマが展開する。場末の映画館従業員のニッキか、映画スターのニッキか、どちらが「現実」のニッキなのか。夢か現か、現か夢か、どっちが私(ニッキ)でどっちがお前(ニッキ)か分からない揺れの中で、かえって揺らがない人生哲学が浮かび上がって来る。その哲学は映画のエンディングで美しく言語化されているが、それはここでは言わないことにする。(このメッセージにはじわりと泣けた。)

・本作にはいろいろなメッセージ、アイデア、感情が込められているが、ここではごく大雑把に3点だけ挙げておく。

・第1点は、内容面での中心的メッセージである人生哲学についてであるが、これは上で「ここでは言わない」と書いたので、言わないことにする。ただ、次のことだけは指摘しておきたい。すなわち、本作はカンナダ映画であると同時に、より正確には「バンガロール映画」であること。バンガロールという街と、そこに暮らす人々の現況がよく反映されている。

・周知のとおり、バンガロールは南インド屈指の産業都市として顕著な経済発展を遂げたが、おかげで勝ち組と負け組の大きな格差も生まれた。日本人も羨むような生活をしているインド人が珍しくなくなった反面、ジリ貧生活者の生活水準が向上したわけではない。そんな中で、上に対する羨望、嫉妬というのも生まれるわけだが、果たして勝ち組が本当に勝者なのか、負け組が本当に敗者なのか、それは一考の余地がある。負け組の現実が勝ち組の夢、私の現実が誰かの夢だってこともあり得るのである。

・そうした考えを敷衍すると、「早くインドを出たい! インド料理はもう懲り懲りだ!」と1日に7回は叫んでいる私の現実も、「ずっとインドにいられるなんて、毎日インド料理が食べられるなんて、夢のようじゃないか!」と思う人もいるかもしれない。

・それはさておき、映画の冒頭に本作のテーマを象徴するものとして、中世のカンナダ詩人、カナカダーサの「Nee Maayeyolago, Ninnolu Maayeyo」と、荘子の「胡蝶の夢」が引用されている。

・本作はこうした人生哲学を表現するのが主眼で、「ルシア」を巡るサスペンス的要素はストーリーを面白く転がすための方便だろう。もちろん、ドラッグの問題を告発しようなどという意図のないことも明らか。

・第2点は、本作はサイドモチーフとして、映画に対する強い愛が表明されていること。聞いたわけではないが、パワン・クマール監督が映画オタクであることは、本作の端々から感じ取れる。何よりもまず、ニッキの憧れの職業が「映画産業」だというのにそれが如実に表れている。

・映画といっても、なかんずく「カンナダ映画愛」に溢れているところに私は涙した。カンナダ映画を何とかしたいという、パワンくんの熱い気持ちが伝わる。

・物語の舞台となった映画館は場末のカンナダ映画専門館で、マルチプレックス隆盛のバンガロールにあっては、こういうローカル単館は消えゆく運命にある。だが、支配人のシャンカランナ(Achyuth Kumar)は客が来なくてもカンナダ映画にこだわり、タミル映画やテルグ映画、ポルノ映画などを1ショー流すというアイデアを拒み、ヤクザの買収の脅しにも屈しない。それを受けてニッキがこの劇場を復活させてしまうのだが、この強い意志に、私はカンナダ映画再興のキーを感じた。ちなみに、「シャンカランナ」の名前はカンナダ映画界のレジェンド、シャンカル・ナーグを意識しているのは明らか。

・さらに言うと、本作はカンナダ映画として「カンナダ語」にもこだわりを見せている。私には感知できないことだが、現地人の話によると、本作は非常にニュアンスのあるカンナダ語が用いられており、それが面白いらしい。本作は始めから英語字幕付きで、海外の映画祭やカルナータカ州以外でも上映されたが、本作の面白さが最もよく理解できるのは、やはりカンナダ人ということになる。そういった意味で、私は本作のようなカンナダ映画は今まで見たことがないと断言するが、それでも芯の部分では確かにカンナダ映画なのである。

・パワンくんが本作のエンディングに「シュバム(Shubham)」の文字を入れているのも、映画愛を感じるところだ。(下)

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 これはサンスクリット起源の言葉で、「これでおしまい、どうもありがとう、皆さまに幸あれ」といったニュアンスの意味らしいが、最近の映画ではこんな文字で締めくくらない。しかし、昔懐かしの映画には必ず出て来る文字だ。

・もう一つ小ネタとして、映画館のことをシュウェータは「シアター」と言い、ニッキが「トーキース」だと直していたのが面白かった。実際、バンガロールにいる教養層は映画館のことを「theatre」や「cinema」と呼び、田舎の人は「talkies」と呼んでいるらしい。

・第3点は、本作の製作スタイル。周知のとおり、本作は製作資金集めに「クラウド・ファンディング」の手法を使っている。従来の製作費集めに嫌気したパワンくんが、Facebookや自身のブログを通して一般人から出資を募ったもので、1300人以上の出資者と700万ルピー以上の資金が集まったらしい。そうと分かっていたら、私もど〜んと100ルピーぐらい「投資」したものを!(そりゃ「募金」ですがな。)
¶本作のオフィシャルサイト
http://www.hometalkies.com/lucia/

・しかし、そんな資金集めの手法よりも、本作の製作費の安さのほうに驚いた。一見して低予算映画であることは分かるが、まさか750万ルピーでできてしまったとは! 事実、製作費のチープさほどには本作はチープに見えない。1億ルピー以上注ぎ込んでも薄っぺらに見えるインド映画が多い中で、本作はなかなかコストパフォーマンスが高いぞ。

・本作は哲学的な内容を持つとはいえ、決して高踏的にはならず、庶民目線で、心情的にも共感しやすいものがある。しかし、難を言えば、幅広い層にアピールするにはやはり難解すぎるところがあるだろう。しかも、ローカル単館に愛を注ぎながらも、結局はマルチプレックス映画になっており、ネットで鑑賞できるというサービスも観客を映画館から遠ざける結果となっている。また、こういうコンセプト本位の映画は何本も作れるというものではない。パワンくんには次回作はもっと幅広い層に受けるラブコメなどを期待したい。

◆ パフォーマンス面
・二人の「ニッキ」を演じたのはサティーシュ・ニーナーサム。【Dyavre】(13)の鑑賞記で記したとおり、「永遠の主人公の友人役」と思われたサティーシュくんの主役デビューとなる。演技的には申し分なかったが、しがない映画館従業員役のリアルさに比べると、映画スター役のほうはやや至らぬものを感じた。

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・ローカル単館のオヤジ、シャンカランナを演じていたのはアチュータ・クマール。さすがに良い味出しており、本作の感動ポイント。

・二人の「シュウェータ」を演じたのはシュルティ・ハリハラン。際立った美人でもないが、私は本作の彼女に強い感銘を受けた。ピザ屋で働く下町娘役のほうも、新進映画女優役のほうも、どちらも良い。彼女についてはほとんど情報を持っていないが、バンガロール在住で、演劇畑出身のようだ。

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・このインパクトのあるオジサンは、探偵サンジャイ役のサンジャイさん。探偵(detective)といっても私立探偵のことではなく、たぶんCBI(中央捜査局)の捜査官のことだろう。

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・パワン・クマール監督が薬の「ルシア」を説明する専門家の役でちらっと出演している。

◆ テクニカル面・その他
・音楽はプールナチャンドラ・テージャスウィという人の担当。初めて聞いた名前。音楽シーンはちゃんとあり、胸を打つ曲もある。BGMは非常に効果を挙げていた。

・撮影監督はSiddhartha Nuniという人。こちらも初めて聞いた名前。チェンナイに基盤を置いている人のようだ。低予算映画らしく、撮影にはやはりキヤノンのデジタル一眼レフ「EOS 5D」が使われたようだ。

◆ 満足度 : ★★★★☆
◆ 必見度 : ★★★★★

◆ 鑑賞データ
・鑑賞日 : 12月15日(日),公開第15週目
・映画館 : PVR Koramangala,10:00のショー
・満席率 : 1割
・備 考 : 英語字幕付き
 

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
talkiesにはそのような意味があるのですね。
最後の〆のことばの意味とか、一つ一つ言葉の持つ意味がわかると作品の面白さも深まりますね。
ありがとうございます。
こうして読ませていただくと、改めてもう一度見直したくなります。

最もカンナダ人が楽しめるカンナダ映画、というのが作られているのはしみじみと嬉しいです。
たとえ、外国人の私にはわからないところがたくさんあったとしても。

パワン監督は次回作も予定されているのですね。楽しみです
やっほー
2013/12/20 08:58
こんにちは。
映画に出てくる映画館がどこか、おわかりにならないでしょうか?
xiaogang
2013/12/20 10:31
やっほーさん

>パワン監督は次回作も予定されているのですね。楽しみです

はい、楽しみです。
これからもスディープ作品を始め、カンナダ映画もよろしくお願いします。(って、私がもっと見なきゃならんのですが。)
 
カーヴェリ
2013/12/21 09:15
xiaogangさん

コメント、ありがとうございます。
映画館は、残念ながらどこか分かりません。
情報が得られたら、こちらにコメント入れておきます。
 
カーヴェリ
2013/12/21 09:17
閉館した映画館で撮影したのかなという感じだったので、そのうち取り壊されてしまうんじゃないかと気になっています。何かわかりましたら、コメントよろしくお願いします。
xiaogang
2013/12/22 02:01
LuciaのオフィシャルサイトかFacebookのLuciaのページに直接コメントを入れれば、誰かから(もしや監督自身から)回答が来るかもしれませんよ。
カーヴェリ
2013/12/22 10:09
上のロケ地についてですが、複数の映画館で撮影が行われたようです。シュウェータがニッキを探し回るソング・シーンで、最後に見つけた映画館はUttarahalliにあるVaishnavi劇場、エンディングはJP NagarのSiddalingeshwara(または同じ敷地内にあるSiddeshwara)とのことです。あくまでも口コミ情報です。(他の場面は未把握。)
カーヴェリ
2013/12/26 10:40

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