カーヴェリ川長治の南インド映画日記

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zoom RSS 【Operation Alamelamma】 (Kannada)

<<   作成日時 : 2017/07/31 20:51   >>

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【Operation Alamelamma】 (2017 : Kannada)
脚本・監督 : Suni
出演 : Manish Rishi, Shraddha Srinath, Rajesh Nataranga, Aruna Balaraj, Vijeth Gowda, 他
音楽 : Judah Sandy
撮影 : Abhishek Kasargod
編集 : Sachin
製作 : Amrej Suryavanshi, Suni

題名の意味 : アラメーランマ作戦(アラメーランマの手術)
映倫認証 : U
タ イ プ : オリジナル
ジャンル : スリラー/コメディー/ロマンス
公 開 日 : 7月21日(金)
上映時間 : 2時間18分

《 あらすじ 》
 裕福な実業家ケネディーの中学生の息子ジョンが誘拐される。誘拐犯からは身代金250万ルピーを要求する電話がかかってくる。捜査を担当した警官アショーク(Rajesh)は、ほとんど偽札を詰め込んだかばんを犯人の指定した場所に置かせる。そして、そのかばんに接近し、手を触れた男を逮捕する。それはパルミ(パラメーシュ:Rishi)という男だった。
 パルミは孤児で、市場で野菜の叩き売りをしている貧乏な男だった。取り調べに対しパルミは、自分は誘拐事件のことは何も知らず、かばんに触れたのはそのブランドをチェックしたかったからだと述べる。彼はブランド品(自分は買えないが)に強い憧れを持っていたからである。さらにパルミは、婚約者の学校教師アナニヤ(Shraddha Srinath)との結婚が控えているから、釈放してくれるよう訴え、アナニヤとの経緯を語る。
 警察はジョンの家族の背景を調べるが、恨みを買いそうなのは阿漕な実業家として評判の悪い父ケネディーぐらいだった。また、ジョンの学校の清掃員の証言から、ダムというヤクザを容疑者として手配する。アショークはパルミが共犯者かどうか懐疑的だったが、決定的な容疑者が現れない以上、釈放することができなかった。
 そんな時に誘拐犯から2度目の電話がかかってくる。犯人は、今度は偽札は入れないで、逮捕されている我々の部下に金を運ばせろ、と指示してくる。これでパルミの立場がいっそう危うくなる。しかしパルミは、かばんに偽札が入っていたことを知っているのはこの警察署内にいる人間だけだと主張し、自分の無実を訴える。警官たちの間に疑心暗鬼が生じる。しかしパルミの証言も信憑性が乏しかった。フェイスブックを確認したところ、アナニヤが別の男と婚約した写真が掲載されていたからである。これに対してパルミは、アナニヤとの経緯をさらに詳しく語る、、。

・その他の登場人物 : ケネディーの妻,アナニヤの母(Aruna Balaraj),警官ハリーシュ(Vijeth Gowda),警官プージャーリ

   *    *    *    *

◎ テーマ : ★★★☆☆
◎ 着 想 : ★★★☆☆
◎ 物 語 : ★★★★☆
◎ 脚 本 : ★★★☆☆
・スニ監督というのは、デビュー作の【Simpallag Ond Love Story】(13)が当たったので、その後順調な仕事をしていると思っていたら、2作目、3作目はフロップだったらしい。それで予算を持たせてもらえないのか、本作もいかにも低予算な映画だった。しかし、良い。スニ監督もこれで前2作の汚名挽回となるだろう。

・スリラーとコメディーとロマンスが上手くミックスした物語だった。ただ、最も良いのはパルミ(Rishi)とアナニヤ(Shraddha Srinath)のロマンス部で、誘拐事件のスリラー部はやや冗長な感じがした。結び(犯人が分かってから)でスパッと終わらず、少し引きずってしまったのもマイナス要因。

・しかし、時間が経つにつれ、誘拐事件の犯人がますます分からなくなる展開は面白かった。そのもやもやっとした感じと、パルミとアナニヤのシンプルでハートタッチングな庶民の恋の物語とが好対照になっていて、良い。

・私は「バンガロール映画」という言葉を時々使うが、本作はまさにそう。中学生のジョンが誘拐される背景も、パルミとアナニヤの恋バナも、インドの都市部(バンガロール)の世相をすごく反映していて、たぶんこちらの住民ならよく理解できると思う。

・題名にある「アラメーランマ」が何なのか、ここでは内緒にしておこう。

◎ 配 役 : ★★★☆☆
◎ 演 技
・リシ(パルミ役) ★★★☆☆
 新人らしいが、こいつは掘り出し物。背が高く、それなりにハンサムだが、プッと笑いを誘う顔で、コメディーができるのが強い。台詞回しもベンガルールの近ごろの若造の話し方で、従来のカンナダ・スター(ラージクマール兄弟やダルシャン、スディープ等)の芋くささとは一線を画している。この男が大スターになることはないと思うが、しばらくは注目したい。
 (写真下: グッチのサングラスをもらって、ご機嫌なパルミ。)

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・シュラッダー・シュリーナート(アナニヤ役) ★★☆☆☆
 パフォーマンスが悪かったわけではないが、ミスキャストだろう。彼女自身のイメージと、本作のミドルクラスの学校教師という役柄が全く合っていなかった。ここにも新人を使ってほしかった。
 (写真下: 手錠をはめられているのはなぜ?)

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・アルナー・バーララージ(アナンニャの母役) ★★★☆☆
 ひと言言及しておくべきは、アナニヤの母を演じたこのお方。【Godhi Banna Sadharana Mykattu】(16)で見たときはそれほど目立つ感じでもなかったが、本作では好印象。
 (写真下: 本作のスチルではありません。)

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・ついでに、警官アショーク・クマールの部下ハリーシュを演じたヴィジェート・ガウダも、【Godhi Banna Sadharana Mykattu】で同じく警官役をやっていた俳優。

◎ 音 楽 : ★★★★☆
◎ BGM : ★★★☆☆
・歌は2曲しかなかったが、良い。ダンスはない。

◎ 衣 装 : ★★★☆☆
◎ 撮 影 : ★★★★☆
◎ 編 集 : ★★★☆☆
・撮影はアビシェーク・カーサラゴードという新人。素朴な技法だが、手持ちカメラ撮影を効果的に使っていた。

◆ 完成度 : ★★★☆☆
◆ 満足度 : ★★★★☆
◆ 必見度 : ★★★★☆

◆ 鑑賞データ
・鑑賞日 : 7月29日(土),公開第2週目
・映画館 : PVR (Orion Mall),16:10のショー
・満席率 : 満席
・場内沸き度 : ★★★★☆
・備 考 : 英語字幕付き

 

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