カーヴェリ川長治の南インド映画日記

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zoom RSS 【Sunday Holiday】 (Malayalam)

<<   作成日時 : 2017/08/07 20:59   >>

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【Sunday Holiday】 (2017 : Malayalam)
脚本・台詞・監督 : Jis Joy
出演 : Asif Ali, Aparna Balamurali, Sreenivasan, Lal Jose, Siddique, Dharmajan, Nirmal Palazhi, Sudheer Karamana, Asha Sarath, K.P.A.C. Lalitha, Alencier, Shruthi Ramachandran, Bhagath Manuel, Sivaji Guruvayoor, Vinaya Prasad, Kalasala Babu, 他
音楽 : Deepak Dev
撮影 : Alex J. Pulikkal
編集 : Ratheesh Raj
製作 : Maqtro Pictures

題名の意味 : 日曜は休日
映倫認証 : U
タ イ プ : オリジナル
ジャンル : ドラマ
公 開 日 : 7月14日(金)
上映時間 : 2時間15分

《 あらすじ 》
 ウンニ・ムクンダン(Sreenivasan)は大学講師として過不足のない生活をしているはずだったが、彼には映画の脚本家になりたいという夢があった。そのために色々と売り込みもしたが、叶わなかった。ここにもう一度チャンスがやって来る。著名な映画監督のデーヴィッド・ポール(Lal Jose)が近所の病院に入院したとの知らせを得、その病室を訪れる。ウンニは何とかデーヴィッドに自分が書いた映画のストーリーを聞いてもらう。それはアマル(Asif Ali)が主人公の物語だった。
 ・・・
 カンヌール県パイヤンヌールに暮らすアマルは失恋したのをきっかけに、エルナクラムに引っ越しする。彼はそこでダビング映画の台詞・歌詞ライターのナー・クッティ(Siddique)の家に下宿し、同部屋にラーフル(Dharmajan)とヴィヌ(Nirmal Palazhi)がいた。隣家にはベンニ(Sudheer Karamana)とその母(K.P.A.C. Lalitha)がいた。
 アマルは訪問販売員として、神様賛歌のCDを売り歩く仕事に就く。そうして街を歩くうちに、彼は同じく訪問販売員としてサンダルを売り歩いているアヌ(Aparna Balamurali)という女性と知り合う。アマルは周りの人々を通して、特にアヌを通して、いろいろなことを学んでいく、、。

・その他の登場人物 : アマルの父(Alencier),シターラ(Shruthi Ramachandran),女医シュリーダーニャ(Asha Sarath),JK(Bhagath Manuel),ローナッパン(Sivaji Guruvayoor)

   *    *    *    *

◎ テーマ : ★★★☆☆
◎ 着 想 : ★★★☆☆
◎ 物 語 : ★★★★☆
◎ 脚 本 : ★★★☆☆
・ジス・ジョーイ監督は知らなかったが、【Bicycle Thieves】(13)でデビューし、本作が2作目らしい。

・ストーリーは、大枠はウンニ(Sreenivasan)が映画監督デーヴィッド(Lal Jose)に物語を語るというもので、映画全体の9割はウンニが考えたアマル(Asif Ali)とその周囲の人々の物語となっている。その中にも回想シーンがいくつか入り、シンプルな見かけとは裏腹に、けっこう複雑な構造を持つ映画だった。

・映画を観ている間中ずっと、なぜこういう入れ子構造にしなければならなかったのか疑問だった。しかし、最後にオチがあり、なんとなく疑問は晴れた感じだった。

・というわけで、本作も「映画の映画」と言えるもので、ウンニが映画大好き、彼の物語に登場する人物も映画大好き人間が多く(例えばシッディク演じるナー・クッティ)、インド映画好きにとっては楽しい作品となっている。

・ただ、全体的にフィールグッドな良い映画だと思うが、物語に盛り込まれた起伏の割には、いまいち盛り上がりに欠ける仕上がりだったのが残念だ。

◎ 配 役 : ★★★★☆
◎ 演 技
・アーシフ・アリ(アマル役) ★★★☆☆
 実は本作を観ることにした理由というのが、久し振りにこのお方の主演作を観たいと思ったからだ。【Ritu】(09)でデビューしてからしばらくは、新世代のマラヤーラム映画界期待の星として注目していたが、もう一つピリッとせず、ニヴィン・ポーリやドゥルカル・サルマーンに抜かれ、ファハド・ファーシルに貫録負けし、ダンスは上手いほうなのに、中年スターのクンチャーコー・ボーバンを超えられすにいる。やはり顔が優しすぎるというのが問題か。頑張ってくれ〜。
 (写真下: ラーフル役のダルマジャンと。)

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・アパルナ・バーラムラリ(アヌ役) ★★★☆☆
 知らない人だったが、【Maheshinte Prathikaaram】(16)で注目されたらしい。ダウンサウス限定のヒロインだと思うが、本作のパンチのあるパフォーマンスは良かった。

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・シュリーニワーサン(ウンニ・ムクンダン役) ★★★☆☆
 薄緑のチェック柄のシャツと同様、実に地味な役柄だった。

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・ラール・ジョース(デーヴィッド・ポール役)
 本作を観ることにした理由のその2は、このお方の出演。

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・シッディク(ナー・クッティ役) ★★★☆☆
 本作では素頭だった。

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・アーシャ・シャラト(女医シュリーダーニャ役)
 【Drishyam】(13)ではラルさんと渡り合い、鋭いというより怖いといったレベルの女警官を演じたこのお方も、本作では優しげな女医だった。出番の極めて短い役なのに、どうして彼女ほどの女優を使ったのか疑問だったが、最後まで観て分かった。

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・シュルティ・ラーマチャンドラン(シターラ役)
 知らない人。マラヤーラム映画限定でそれなりに使われそう。

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・スディール・カラマナ(ベンニ役) ★★★☆☆
 クセのある顔立ちで、一度見たら忘れられないが、その割に演技面ではこれまで感銘を受けなかった。しかし本作の役柄は良かった。

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◎ 音 楽 : ★★★☆☆
◎ BGM : ★★★☆☆

◎ 衣 装 : ★★☆☆☆
◎ 撮 影 : ★★★☆☆
◎ 編 集 : ★★★☆☆
・衣装は「それぞれ自分の私服着用でお願いします」といった感じの日常的なもので、さぞやスタイリストは楽だったろう。

◎ その他(覚書)
・ケーララ州(少なくともエルナクラム)では、バイク運転時はヘルメット着用が法律で義務付けられていると見えて(ベンガルールもそうだが)、登場人物がノーヘルで運転している場面では「ヘルメットを着用しましょう」というメッセージが出ていた(喫煙や飲酒の場面と同様に)。

◆ 完成度 : ★★★☆☆
◆ 満足度 : ★★★☆☆
◆ 必見度 : ★★☆☆☆

◆ 鑑賞データ
・鑑賞日 : 8月6日(日),公開第4週目(ベンガルールで3週目)
・映画館 : PVR (Forum, Koramangala),09:55のショー
・満席率 : 3割
・場内沸き度 : ★☆☆☆☆

 

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