カーヴェーリ川長治の南インド映画日記

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zoom RSS 【Nene Raju Nene Mantri】 (Telugu)

<<   作成日時 : 2017/08/25 21:24   >>

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【Nene Raju Nene Mantri】 (2017 : Telugu)
物語・脚本・監督 : Teja
出演 : Rana Daggubati, Kajal Aggarwal, Catherine Tresa, Ashutosh Rana, Navdeep, Ajay, Posani Krishna Murali, Tanikella Bharani, Jaya Prakash Reddy, Raghu Karumanchi, Shivaji Raja, Pradeep Rawat, Bindu Chandramouli, Prabhas Srinu, Naveen Neni, Satya Prakash, Sanjay Kapoor, Bithiri Sathi, 他
音楽 : Anoop Rubens
撮影 : Venkat C. Dileep
編集 : Kotagiri Venkateswara Rao
製作 : D. Suresh Babu, Kiran Reddy, Bharath Chowdary

題名の意味 : 私は王様、私は大臣
映倫認証 : U/A
タ イ プ : オリジナル
ジャンル : ドラマ
公 開 日 : 8月11日(金)
上映時間 : 2時間33分

《 あらすじ 》
 死刑を宣告されたアーンドラ・プラデーシュ州内務大臣のラーダー・ジョーゲンドラ(Rana Daggubati)は、絞首刑の直前に、自らの所業を説明するために、テレビカメラの前に立ち、語り始める。
 ・・・
 ジョーゲンドラはそもそもアナンタプラムのウラワコンダ村で金貸し業を営む男だった。彼は妻のラーダー(Kajal Aggarwal)を何よりも愛し、彼女が不幸になることは絶対に許せなかった。ラーダーは妊娠していたが、ある日、村長の妻(Bindu Chandramouli)に突き倒され、流産してしまう。悲しみ、激高したジョーゲンドラは村長(Pradeep Rawat)を殺し、選挙に勝って自分が村長となる。
 これを機に、ジョーゲンドラの政治的野心が目覚める。彼は地元の州代議士(Satya Prakash)を暗殺し、自分が代議士に取って代わる。さらに州内務大臣(Ashutosh Rana)を失脚させ、自分が内務大臣の地位に納まる。そして、次に州首相の座を狙おうとする。
 だが、この頃から徐々にジョーゲンドラの人生が狂い始める。彼はジャーナリストのデーヴィカ・ラーニー(Catherine Tresa)と肉体関係を持ってしまう。また忠実な片腕のシヴァ(Navdeep)を誤解から射殺してしまう。こうした出来事を経て、肝心のラーダーとジョーゲンドラの関係に亀裂が入るようになる、、。

・その他の登場人物 : ラーダーの父(Shivaji Raja),警官ヘーマチャンダル(Ajay),州首相(Tanikella Bharani),看守(Jaya Prakash Reddy),シヴァの弟ラヴィ(Naveen Neni)

   *    *    *    *

◎ テーマ : ★★★★☆
◎ 着 想 : ★★★☆☆
◎ 物 語 : ★★★☆☆
◎ 脚 本 : ★★★☆☆
・先週はハヌ監督作品ということで【LIE】を選んだが、この週末はテージャ監督作品ということで本作を選んだ。テージャ監督といえば、最近は振るわないが、かつては【Nuvvu Nenu】(01)や【Jayam】(02)、【Nijam】(03)などの良い映画を撮っていて、私の好きな監督である。前作の【Hora Hori】(15)はフロップに沈んで、観ることができなかった。
 (写真下: テージャ監督近影。)

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・期待どおりというか、やや古風なスタイルのテルグ映画で、私は満足した。ノスタルジックな気持ちにさえなった。力強さがロジックに勝つという、ある意味無茶な映画だった。

・妻を愛するあまり、復讐的意図で政治の世界に足を踏み入れた男(ジョーゲンドラ)が、権力への意志の罠にはまり、実に多くのものを失うという物語。政界入りしてからのジョーゲンドラは殺人、贈収賄など、二、三度死刑になってもいいぐらいの罪を犯した罪人なのだが、にもかかわらず大衆は彼を真のリーダーと見なす。これにはかなり無理がある。

・しかし、理屈的な無茶苦茶さも、ジョーゲンドラという人物の営み全体(つまり本作全体)が政治という営み全体のパロディー(風刺)と見れば、ある程度腑に落ちる。

・しかも、本作を観終わった後には感動さえ残ったのだが、それの正体を考えると、どうも叙事詩的な感動に通じるものがあると思えるのだ(叙事詩の英雄が必ずしも善ばかりを行うわけではない)。上に書いたとおり、やはり本作の感動は「ロジックに勝つほどの力強さ」という点だと思う。

◎ 配 役 : ★★★☆☆
◎ 演 技
・ラーナー・ダッグバーティ(ジョーゲンドラ役) ★★★★☆
 【Baahubali】(15)以降、絶好調のラーナーだが、本作でも目ヂカラ、筋肉が力強く決まっていたし、それ以上にセンチメンタルな演技にも見るべきものがあった。
 (写真下: タバコ、葉巻をひっきりなしに吸っていた。)

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・カージャル・アガルワール(ラーダー役) ★★★☆☆
 たぶん私はカージャルについて今まで肯定的な発言をしたことがなかったと思うが、本作のカージャルはかなり良い。お色気をキャサリンに譲ったのが良かったのかもしれない。

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・キャサリン・トレーサ(デーヴィカ・ラーニー役) ★★★☆☆
 というわけで、かなりのお色気を発していた。気分によってあっちに付き、こっちに付きするニュースアンカーの役だが、あんなジャーナリストが本当にいたら怖い。本作一番の悪役だった。
 (写真下: とにかく、主要登場人物がタバコをぷかぷか吹かす映画だった。)

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・ナワディープ(シヴァ役) ★★★☆☆
 良い役だった。

・アシュトーシュ・ラーナー(元内務大臣役) ★★★☆☆
 悪役なのだが、どこか滑稽な政治家を手堅く演じている。

◎ 音 楽 : ★★★☆☆
◎ BGM : ★★★☆☆
◎ ダンス : ★☆☆☆☆

◎ アクション : ★★★★☆
◎ 衣 装 : ★★★☆☆
◎ 撮 影 : ★★★★☆
◎ 編 集 : ★★★☆☆

◆ 完成度 : ★★★☆☆
◆ 満足度 : ★★★★☆
◆ 必見度 : ★★★☆☆

◆ 鑑賞データ
・鑑賞日 : 8月19日(土),公開第2週目
・映画館 : The Cinema (GT World, Magadi Rd),12:40のショー
・満席率 : 2割
・場内沸き度 : ★★★☆☆ (ユーモアが効いていたようで、笑い声がよく起きていた。)

 

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【Vivegam】 (Tamil)
【Vivegam】 (2017 : Tamil) 物語・脚本・台詞・監督 : Siva 出演 : Ajith Kumar, Kajal Aggarwal, Vivek Oberoi, Akshara Haasan, Aarav Chowdhary, Amila Terzimehic, Serge Crozon-Cazin, Karunakaran, Sharat Saxena, Bharath Reddy, 他 音楽 : Anirudh Ravichander 撮影 : Vet... ...続きを見る
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