カーヴェーリ川長治の南インド映画日記

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zoom RSS 【Chamak】 (Kannada)

<<   作成日時 : 2018/01/10 02:08   >>

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【Chamak】 (2017 : Kannada)
物語・脚本・監督 : Suni
出演 : Ganesh, Rashmika Mandanna, Sadhu Kokila, Sumithra, Raghuram D.P, Hanumanthe Gowda, Girish Shivanna, Kumari Charitrya, 他
音楽 : Judah Sandhy
撮影 : Santhosh Rai Pathaje
編集 : Manu Shedgar
製作 : T.R. Chandrashekar

題名の意味 : ショック
映倫認証 : U/A
タ イ プ : オリジナル
ジャンル : コメディー/ロマンス
公 開 日 : 12月29日(金)
上映時間 : 2時間25分

《 あらすじ 》
 クシュ(Ganesh)は優秀な産婦人科医だが、無類のパーティー好きで、友人たちとパブで飲み呆けるのが何よりの楽しみだった。それゆえ結婚は考えていなかったが、家族のプレッシャーと飲み仲間の入れ知恵により、ついに結婚することにする。お相手はクシ(Rashmika Mandanna)という家庭的な女性だった。結婚後もクシュは、クシには「土曜は夜勤だ」と偽り、友達と飲み耽っていた。
 しかし、そんなパブでのある夜、クシュは女友達からクシの正体を知らされる。彼女によると、クシは実家ではお淑やかな女性を演じていたが、裏ではパブやクラブで遊びまくっているとのことだった。また、その女友達はクシにもクシュの素性を暴露する。
 互いに騙されていたことを知ったクシュとクシは、相手に嫌がらせを始める。そしてとうとう離婚することにし、弁護士事務所へ行く。しかし、これでかえって腹を割って付き合えるようになった二人は、以来、なかなか良い関係となる。特にクシはクシュに愛情を感じるようになる。
 だがある日、クシュとクシが共通の友達の結婚式に出席した際に、彼らの両家族が大喧嘩をしてしまう。クシュの姉がクシのおじ(Sadhu Kokila)をゲイ扱いしたのが発端で、両家は絶交状態となる。
 裁判所は二人の離婚を認める判決を出す。だが皮肉なことに、その直後にクシが妊娠していることが分かる。クシの父(Hanumanthe Gowda)が激怒したため、彼女は一時的に家出する。
 クシが実家に戻った際に、クシュは彼女と会って話そうとするが、彼女のおじに邪魔される。そんな時に、クシュは特殊な症状を持つ女性の出産を担当することになる。しかし手術は失敗し、赤ん坊は死産となる。何かと失意に駆られたクシュは、上司の勧めで、しばらく欧州で働くことにする。もちろん、クシが妊娠していることも知らないままだった。
 大晦日の晩に、クシに陣痛が始まり、以前にクシュが勤めていた病院へと運ばれる。他方、帰国していたクシュも飲酒運転で事故を起こし、救急車で同じ病院に運ばれる。ここでクシュはクシが自分の子を宿していることを知る。たまたま産婦人科がいなかったため、軽症のクシュはクシの出産を担当することにする。しかし、彼女はクシュが以前に手術に失敗した女性と同じ症状を持っていることが分かる、、。

   *    *    *    *

◎ テーマ : ★★★☆☆
◎ 着 想 : ★★★☆☆
◎ 物 語 : ★★★☆☆
◎ 脚 本 : ★★★☆☆
・スニ監督の作品は、【Simpallag Ond Love Story】(13)にせよ【Operation Alamelamma】(17)にせよ、今日的新しさを感じさせるものがあるが、本作はこの2作に比べて新鮮みが落ちると思った。面白い映画だったが、どこか平凡な感じがしたのは、やはり結婚の勝利、ハッピーエンド、しかも子供が媒介、という大衆好みな要素のせいだろう。

・ただ、結婚問題をテーマとするにあたって、「結婚したくない人々」を主役に持ってきたのは面白い。インドでは、もちろん個人差はあるが、結婚というのは人生における既定路線で、結婚しない自由を持つというのは特殊なケースになる。しかも本作は男だけでなく、女性のほうもそうで、パーティーをする自由を確保するために、ヒロインは実質偽装結婚の道を取る。この辺が今日的かな(それもとびきりショッキングということではない)。

・それにしても、結婚したくない理由というのが、友達と酒を飲む楽しみを奪われるからとか、結婚後にばれて大騒ぎになる理由というのが、不倫とか、何か変態的な趣味に従事していたということではなく、たんに友達と酒を飲んでいたことだったというあたり、さすがインドだと思った。友達と酒を飲むという行為が結婚に影響を与えるほど大きなことで、映画が1本撮れてしまうんだからなぁ。

・本作の正式な題名はハッシュタグが付いていて「#Chamak」となっている。物語の初めのほうでSNS好きのFacebook Familyなるものが登場し、SNSが大きなテーマになるのかと思いきや、特に発展はなかった。意図がよく分からなかった。(ちなみに、テルグ映画【Pelli Choopulu】もハッシュタグ付きの題名だった。)

◎ 配 役 : ★★★☆☆
◎ 演 技
・ガネーシュ(クシュ役) ★★★☆☆
 今回このお方が演じたのは産婦人科医と、冗談はやめてくれな設定だったが、ストーリーには面白く組み込まれていた。無理なカッコつけも控えめで、良かったと思う。ちなみに、最後に登場する女の子はガネーシュの実際の娘らしい。

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・ラシュミカー・マンダンナ(クシ役) ★★★☆☆
 実はこのクールグ美女が目当てで本作を観た。【Kirik Party】(16)ですっかり惚れてしまったため、年末に本作とプニート主演の【Anjaniputra】が相次いで公開されたときは両方とも観るつもりだったが、【Anjaniputra】がタミル映画のリメイクだと分かり、本作だけにした。しかし、いろいろな相のラシュミカーが楽しめたので、十分満足した。それにしても、デビュー半年程度でラクシト・シェッティと婚約してしまうなんて、世の中、ろくなことが起きないもんだ。
 (写真下: やはり美貌だ。マムター・モーハンダースにも似ていると思った。)

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・サードゥ・コーキラが腎臓を2つとも臓器提供しても生きているという、医学上の奇跡の人を演じていた。

◎ 音 楽 : ★★☆☆☆
◎ BGM : ★★☆☆☆
◎ ダンス : ★☆☆☆☆

◎ アクション : ★★★☆☆
◎ 衣 装 : ★★★☆☆
◎ 撮 影 : ★★★☆☆
◎ 編 集 : ★★☆☆☆

◆ 完成度 : ★★★☆☆
◆ 満足度 : ★★★☆☆
◆ 必見度 : ★★☆☆☆

◆ 鑑賞データ
・鑑賞日 : 2018年1月6日(土),公開第2週目
・映画館 : Gopalan Cinemas (Arch Mall),09:30のショー
・満席率 : 3割
・場内沸き度 : ★★☆☆☆

 

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