【Mayabazar 2016】 (Kannada)

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【Mayabazar 2016】 (2020 : Kannada)
題名の意味 : 幻の市場 2016
映倫認証 : U/A
タ イ プ : オリジナル
ジャンル : クライム・コメディー
公 開 日 : 2月28日(金)
上映時間 : 2時間13分

監督 : Radhakrishna Reddy
音楽 : Midhun Mukundan
撮影 : Abhishek G. Kasargod
出演 : Achyuth Kumar, Raj B. Shetty, Vasishta Simha, Prakash Raj, Sudha Rani, Chaithra Rao, Sadhu Kokila, Honnavalli Krishna, Rockline Sudhakar, Huccha Venkat, Puneeth Rajkumar(特別出演), 他

《 プロット 》
 時は2016年。
 ジョーセフ(Achyuth Kumar)は実直な警官で、同僚からは尊敬されていたが、賄賂など一切取らないため、生活は貧しかった。ある日、彼の妻ウシャー(Sudha Rani)が甲状腺癌を患っていることが分かり、手術のためにまとまったお金が必要となる。
 クベーラ(Raj B. Shetty)はケチな詐欺師。彼は不良警官から逮捕されたくなかったら30万ルピー寄こせとゆすられる。
 大工のラージ(Vasishta Simha)は貧乏だったが、お金持ちの娘(Chaithra Rao)と恋仲で、二人は結婚する気でいた。
 正直者のジョーセフだが、妻の手術費を得るために、犯罪に手を染める覚悟を決める。ちょうどその頃、モーディー政権の突然の廃貨政策のため、国中が混乱していた。ジョーセフはこの機に乗じ、富豪たちからブラックマネーを騙し取ろうと考える。だが仲間が必要だった。そんな時に、彼は詐欺師クベーラに出会う。クベーラは舞台役者をしている友人たちを集め、偽の不正所得捜索チームを結成する。そして、ある富豪の家をガサ入れし、見事100万ルピー騙し取ることに成功する。

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 だが、妻の手術費が予想以上に高額だったため、ジョーセフはさらにガサ入れ作戦を決行せざるを得なくなる。そして、次に入った家が大工ラージの恋人の家だった。間の悪いことに、ラージが恋人の寝室にいるときに、クベーラ率いる偽捜索チームがやって来る。クベーラは寝室のベッドの下に隠れているラージに気付くが、同時に、たまたまそこに隠してあったスポーツバッグも発見する。そのバッグには2千万ルピーが入っていた。クベーラはラージを無視し、そのブラックマネーを押収して家を後にする。だがラージはクベーラを追跡し、自分はあの家族の娘婿になる予定だから、その金の一部は俺のものだと、山分けを提案する。
 さらに悪いことに、ラージの恋人の父には警察副長官をしている弟アショーク(Prakash Raj)がおり、偽捜索チームが押収した2千万ルピーのうち、半分はアショークのものだった。アショークは捜索チームが偽物だと見抜き、捜査を進める。そして、じわじわとジョーセフらに接近する。

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 ジョーセフらはアショークらのブラックマネーを一旦凍結し、その代わりに別の大物を狙うことにする。それはヤクザで政界入りを画策しているパーンドゥ(Sadhu Kokila)という男だった。ラージとクベーラはパーンドゥの家に忍び込み、隠し金庫を開けようとするが、見つかりそうになり、逃げる。これを機にラージは詐欺チームから抜けることにする。またジョーセフは、妻があくまでも自分を善夫だと信じているのを知って改心し、アショークらに2千万ルピーを返すことにする。
 だが、これに納得の行かないのがクベーラだった。彼は単独で捜索チームを作り、パーンドゥの家にガサ入れに入るのであったが、、。

《 コメント 》
・プニート・ラージクマールの妻アシュウィニのプロデュースと来れば、本作の命運は決まったようなものだろう。2016年11月の、突然の、あまりにも突然にやって来た「廃貨政策」に絡めたクライム・コメディーということで、しかも出演者のラインナップが渋く、題名も興味深いものなので、大いに期待したが、やや期待外れだった。まず、クライム・コメディーということから、テンポが速く、パンチの利いた演出が来るかと予想したが、妙にスローペースで、笑うに笑えなかった(各ネタは面白いはずなのに)。廃貨政策をモチーフとしながらも、私が実際に経験したてんやわんやはこんなもんじゃなかったと思わせるところが苦しい。この物語なら、時代をわざわざ2016年に設定しなくても、いつの時代にでもできたと思う。しかし、全体的に見て、そう悪い出来ではない。特に、終盤で「善いお話」で終わるかと思いきや、さにあらずという展開は面白かった。題名の「マーヤー・バザール」というのも、一夜にして高額紙幣が紙くずと化してしまったあの不思議感の上手い喩えになっている。劇中劇で実際に『マハーバーラタ』のドラウパディーの嘆きを演じている場面があり、あれも面白かった。ところで、本作でも【Bell Bottom】(19)でもそうだが、カンナダ映画のクライム・コメディーにはなぜかエッチな台詞/状況が入ることが多いが、何か暗黙の了解でもあるのだろうか?
 (写真下: 脇役であろうと、主役であろうと、特に演技スタイルに変化なしのアチユトさん。)

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《 オマケのひと言 》
・物語中で、ジョーセフの妻ウシャーが治療を受ける病院として「Sakra Hospital」の名前が挙がっていて、何だかうれしかった(いや、私は行ったことないんですが、友人・知人がたくさんお世話になっているので。)

◆ 完成度 : ★★★☆☆
◆ 満足度 : ★★★☆☆
◆ 必見度 : ★★☆☆☆

《 鑑賞データ 》
・鑑賞日 : 2月29日(土),公開第1週目
・映画館 : Gopalan Cinemas (Arcade Mall),11:40のショー
・満席率 : 1割
・場内沸き度 : ★☆☆☆☆
・英語字幕 : あり

 (オマケ画像: 大工ラージの恋人役の女優がちょっと可愛かった。)

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