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カーヴェリ川長治の南インド映画日記
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 インドはカルナータカ州・バンガロールに滞在中の「カーヴェリ川長治」が、現地で観たインド映画の感想を書き綴ったものです。
 インド映画といっても、主に南印4州の映画(タミル、テルグ、マラヤーラム、カンナダ映画)を取り上げています。

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タイトル 日 時
【Vettai】 (Tamil)
【Vettai】 (Tamil)  間があいてしまったが、サンクランティ公開の話題作・その2。  本作【Vettai】の話題作たるゆえんは、【Run】(02)、【Sandakozhi】(05)、【Bheemaa】(08)、【Paiyaa】(10)などのヒット作でお馴染みのN・リングサーミ監督の作品だということだが、それ以上にキャスティングが目を引く。主演はマーダヴァンとアーリヤのツイン・ヒーローで、兄弟の役をやるとのこと。これは興味深い取り合わせだが、ややむさ苦しいというか、暑苦しいというか、息苦しい感じがなきにしもあらず... ...続きを見る

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2012/01/25 21:24
【Businessman】 (Telugu)
【Businessman】 (Telugu)  今年のマカラ・サンクランティは南インドでは話題作が複数公開され、映画ファンにとってうれしい悲鳴期間となった。注目はタミル映画の【Nanban】と【Vettai】、テルグ映画の【Businessman】と【Bodyguard】、カンナダ映画の【Ko Ko】となろう(マラヤーラム映画に関しては把握しておらず)。一応全部観るつもりでいるが、時間の都合で【Bodyguard】は割愛するかもしれない。まずはプーリ・ジャガンナート監督、マヘーシュ・バーブ主演のテルグ映画【Businessman】から。 ... ...続きを見る

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2012/01/18 02:35
【Prarthane】 (Kannada)
【Prarthane】 (Kannada)  2012年の鑑賞第1作となったのはカンナダ映画の【Prarthane】。非常に地味な、ほとんどアートフィルムと言ってもいいような作品である。新春第1弾ということで、ぱっと賑やかな娯楽大作を観たかったのだが、なにせ南インドでは今週末のポンガル祭が重要で、映画もそれに合わせて話題作が公開待ちとなっており、目下、思わず観たくなるような映画がないというわけである。しかし、本作には好意的なレビューが寄せられ、小品ながらアナント・ナーグやプラカーシュ・ライなどの著名俳優も出ているので、観ておくことにし... ...続きを見る

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2012/01/11 19:53
【Rajapattai】 (Tamil)
【Rajapattai】 (Tamil)  タミルのスシンディラン監督は、これまで発表した【Vennila Kabaddi Kuzhu】(09)、【Naan Mahaan Alla】(10)、【Azhagarsamiyin Kudhirai】(11)の3作を観る限り、オフビートな映画の作り手と考えてもよさそうだが、そう簡単には断定できないかもしれない。というのも、本作【Rajapattai】では人気スターのヴィクラムを起用し、ヴィクラム自身が本作を「娯楽映画になるよ」と証言していたからである。  ヒロインはディークシャ・セートだが... ...続きを見る

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2012/01/04 20:37
【Rajanna】 (Telugu)
【Rajanna】 (Telugu)  ナーガールジュナ制作・主演のテルグ映画。  「クリスマス公開のナグさんの映画は当たる」というジンクスどおり、【Don】(07)、【King】(08)、【Ragada】(10)など、クリスマスに封切られた作品が好興行成績を上げている。縁起を担いだわけではないだろうが、やはりクリスマス公開となった本作【Rajanna】も注目を集めていた。なんでも、ナグさんがインド独立時のフリーダム・ファイターの役をやるらしい。  監督はヴィジャイェンドラ・プラサードで、この人は映画監督よりストーリー・ライ... ...続きを見る

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2011/12/29 21:11
【Oru Marubhoomikkatha】 (Malayalam)
【Oru Marubhoomikkatha】 (Malayalam)  プリヤダルシャン監督のマラヤーラム映画。  おそらく、プリヤダルシャン監督といえば、見る人によって最も評価の分かれるインド映画監督の一人だろう。「ボリウッドのコメディーの帝王」と愛でる声もあれば、「パクリ屋、手抜き屋」と貶す声もある(以前にどこかで「今のインドで最も必要のない映画監督」として、ラーム・ゴーパール・ヴァルマ監督と共に名前が挙げられている記事を読んだことがある)。作風も、もっぱらドタバタコメディーを作っている一方で、国家映画賞クラスのアート系作品を撮ったりもする。  私はと... ...続きを見る

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2011/12/23 21:12
【Only Vishnuvardhana】 (Kannada)
【Only Vishnuvardhana】 (Kannada)  先週末公開の話題の南インド映画は、タミル映画の【Osthe】、テルグ映画の【Panjaa】、カンナダ映画の【Only Vishnuvardhana】と【Shyloo】になろうかと思う。シンブ主演の【Osthe】はヒンディー映画【Dabangg】のリメイク、ガネーシュ主演の【Shyloo】はタミル映画【Mynaa】のリメイクだが、どちらも評判は良い。パワン・カリヤン主演の【Panjaa】はタミルのヴィシュヌヴァルダン監督の手になるもので、これまた異色のアクション映画との評判。どれも観たいと思った... ...続きを見る

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2011/12/16 21:34
【Poraali】 (Tamil)
【Poraali】 (Tamil)  先週末公開の話題の南インド映画といえば、サムディラッカニ監督、サシクマール主演のタミル映画【Poraali】と、ラーム・ゴーパール・ヴァルマ制作、ナーガ・チャイタニヤ主演のテルグ映画【Bejawada】になろうかと思う。片やタミルの田舎/リアリズム物、片やRGV印のバイオレンス物と、本編を観なくても中身が予測できるようなものだったので、どちらを取るか決め手を欠いたが、レビューの評価は前者のほうが良さげだったので、【Poraali】に決めた。 ...続きを見る

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2011/12/09 21:39
【Mayakkam Enna】 (Tamil)
【Mayakkam Enna】 (Tamil)  セルワラーガヴァン監督のタミル映画。  セルワラーガヴァンはこれまで監督作品を5作発表しているが、それらはすべてセンセーショナルな形で語られ、ヒット作となっている。まだ年齢も若く、名監督と呼ぶことはできないが、タミルの新世代監督の中では重要な存在である。私的には、好きで好きでたまらない監督というほどではないが、【7G Rainbow Colony】(04)は私のインド映画鑑賞歴の中では十指に入る衝撃的体験だったし、テルグ語作品の【Aadavari Matalaku Ardhale Ver... ...続きを見る

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2011/12/02 22:11
【Sri Rama Rajyam】 (Telugu)
【Sri Rama Rajyam】 (Telugu)  南インド映画鑑賞の楽しさの一つに、やはり「神様映画」がある。「神様映画を観ずして南インド映画を語るなかれ」とは誰も言っていないと思うが、良い神様映画に接した後などには、どこからともなくこういう声が耳に響く。  ところが、近ごろでは南インドでも神様物が現れることは稀になり、テルグとカンナダで細々と作られ、タミルとマラヤーラムではほとんど出なくなっているのではないだろうか。結局はDVD等で過去の名作を楽しむということになる。  神様物が比較的盛んに作られて来たといえばテルグ映画界になるが、その... ...続きを見る

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2011/11/26 20:38
【Oh My Friend】 (Telugu)
【Oh My Friend】 (Telugu)  シッダールタの新作はテルグ映画の【Oh My Friend】。  彼の前作【180】(11)はテルグ語とタミル語の2言語版が製作されたが、今回は純粋にテルグ映画。(といっても、シッダをはじめ、2人のヒロインも音楽監督もテルグ人じゃないので、純粋なテルグ映画と言うには抵抗があるが。)  監督はヴェーヌ・シュリーラームという新人。やはり今回も新人で来たか、シッダくん!という感じだが、制作はしっかりとディル・ラージュ。シッダ&ディル・ラージュといえば、名作【Bommarillu】(06)があ... ...続きを見る

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2011/11/21 21:42
【Maduve Mane】 (Kannada)
【Maduve Mane】 (Kannada)  【Vinayaka Geleyara Balaga】を紹介したとき(8月上旬)に、今年のカンナダ映画界はビジネス的にうまくいっている、というようなことを書いたが、その後も好調さは続き、それ以降も【Krishnan Marriage Story】、【Lifeu Ishtene】、【Kalla Malla Sulla】、【Saarathee】、【Paramaathma】などのヒット作が現れている。(【Jogaiah】は評価が芳しくなく、ヒット作と言うには抵抗があるが、話題性が勝って、一応客は集めた... ...続きを見る

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2011/11/14 21:19
【7aum Arivu】 (Tamil)
【7aum Arivu】 (Tamil)  ディーパーワリ公開の話題作・第2弾は、A・R・ムルガダース監督、スーリヤ主演のタミル映画。  このお二方に加え、音楽監督はハリス・ジャヤラージ、、、と来れば、【Ghajini】(05)のトリオの再現となり、それだけで話題性は十分なのに、ヒロインがシュルティ・ハーサン(タミル映画デビュー)とあって、さらに話題度アップ! スーリヤが一人三役をやるとか、歴史上のヒーローを演じるとか、異色のSF作品になるだろうとか、予算は8億ルピー以上だとか、いろいろな前情報が飛び交い、またテルグ語ダビング版も... ...続きを見る

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2011/11/08 22:06
【Velayudham】 (Tamil)
【Velayudham】 (Tamil)  ディーパーワリ公開の話題作、まずはM・ラージャ監督、ヴィジャイ主演の【Velayudham】。  M・ラージャ監督といえば、コリウッドのヒットメーカーの1人であるが、過去6作がすべてリメイク作品という、他人のふんどしでちゃっかり点数を稼いでいるお方である。それで私は彼のことを「コピー屋ラージャ」と呼んでいる。本作こそはオリジナルか、と思われたが、やっぱりナグさん主演のテルグ映画【Azad】(00)のリメイクであるようだ(本人は「翻案」だと表明しているが)。ちなみに、彼の作品は本ブログでは... ...続きを見る

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2011/11/02 00:18
【Force】 (Hindi)
【Force】 (Hindi)  今年のディーパーワリの話題作として、タミル映画ではスーリヤ主演の【7aum Arivu】、ヴィジャイ主演の【Velayudham】、ヒンディー映画ではシャールク・カーン主演の【Ra.One】が公開され、どれも快調に客を集めているようだ。  そんな時期に、私は【Force】のようなもう1ヶ月も前に公開され、しかも興行的にイマイチだったらしいヒンディー映画を観たわけだが、これすなわち上記3作のチケットが取れなかったせいである。  しかし、【Force】は観ておきたい理由があった。本作は周知... ...続きを見る

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2011/10/29 22:33
【Indian Rupee】 (Malayalam)
【Indian Rupee】 (Malayalam)  ランジット監督のマラヤーラム映画。  前作【Pranchiyettan & The Saint】(10)では、なんと聖フランシスコが登場するびっくり仰天の風刺コメディーを見せてくれたランジット監督だが、今回のタイトルは「インド・ルピー」! 「すわ、ランジットは経済評論家にでもなったか!?」と敷居が高いものを感じたが、評判が上々なので、観に行くことにした。 ...続きを見る

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2011/10/24 21:32
【Paramaathma】 (Kannada)
【Paramaathma】 (Kannada)  ヨーガラージ・バット監督の待望の新作は、なんと主演にプニート・ラージクマールを擁した【Paramaathma】。同監督は【Mungaru Male】(06)以降ガネーシュかディガントを主役に起用し、今どきの等身大の若者像を提供してきたのだが、本作では‘Power Star’の冠タイトルを戴くサンダルウッドきっての「ヒーロー」を持ってきたということで、どんな作品となるか注目された。  ヒロインは先日紹介した【Saarathee】でデビューしたディーパ・サンニディ。これにアインドリタ・レーが... ...続きを見る

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2011/10/19 21:45
【Oosaravelli】 (Telugu)
【Oosaravelli】 (Telugu)  ダサラ祭に合わせてきたテルグ映画の話題作は【Dookudu】だけだと思っていたら、NTRジュニアの【Oosaravelli】も登場し、びっくりした。これはディーパーワリの公開だと勝手に思い込んでいた。  何はともあれ、監督がスレンダル・レッディで、ヒロインがタマンナーの話題作。スレンダル・レッディは前作の【Kick】(09)が面白かったので、非常に楽しみだった。  「Oosaravelli」は「カメレオン」という意味らしい。 ...続きを見る

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2011/10/15 04:14
【Saarathee】 (Kannada)
【Saarathee】 (Kannada)  ‘チャレンジング・スター’ダルシャン主演のカンナダ映画。  ダルシャンといえば、ここ1ヶ月カルナータカ州のマスコミを騒がせ続けた時の人だ。というのも、先月7日に「妻に対する暴行事件」で逮捕されてしまったからである(こちら)。その後、各方面からの働きかけがあり、妻ヴィジャヤラクシュミも告訴を取り下げる意思を示すなどして、今月7日に彼の条件付き保釈が認められ(こちら)、事件は収束へと向かいそうである。  この件でとばっちりを食ったのは女優のニキタで、どうもヴィジャヤラクシュミの訴状の中に、... ...続きを見る

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2011/10/11 21:58
【Muran】 (Tamil)
【Muran】 (Tamil)  スターシステムが今もしっかり機能しているインド映画にあっては、どうしても大スター・人気スターを擁した話題作を中心に鑑賞していくことになるが、大スター・人気スターのカテゴリーに入らないけれど、実力ある個性的俳優の出演作も要チェック!  このタミル映画【Muran】はそうした作品で、チェーランとプラサンナがメインキャスト。この二人の顔合わせというだけで、タミル映画ファンなら「きっと何かが違うはずだ」と予想するだろう。  チェーランは国家映画賞を3度も取ったほどの優秀な映画監督だが、主演級俳... ...続きを見る

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2011/10/07 22:28

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