カーヴェリ川長治の南インド映画日記

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zoom RSS 【Neelakasham Pachakadal Chuvanna Bhoomi】 (M)

<<   作成日時 : 2013/08/15 15:16   >>

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 先日、マラヤーラム映画がバンガロールで上映されていないという状況をお伝えしたが、その禁止措置もどうやら解かれたようで、この週末にはドゥルカル・サルマーン主演の【Neelakasham Pachakadal Chuvanna Bhoomi】とクンチャーコ・ボーバン主演の【Pullipulikalum Aattinkuttiyum】が公開された(プリトヴィラージ主演の【Memories】はなぜか公開されていない)。どちらを観るかハゲしく迷ったが、ラール・ジョース監督の作品は本ブログでもよく紹介してきたので、今回はフレッシュなほうを選んだ。
 監督のサミール・ターヒルはそもそも撮影監督をやっていた人で、【Big B】(07)や【Diamond Necklace】(12)などでカメラを回していたようだ。監督作品としては【Chaappa Kurishu】(11)と【5 Sundarikal】(13)の「Esha」編があり、本作が3本目となる(2本半目と言うべきか)。
 主演のドゥルカルくんはすっかりモリウッドのヤングスターの地位を確立したようだが、私はまだ【Ustad Hotel】(12)しか観ていないので、どれだけ成長しているか、楽しみだ。
 と、ここまで型通りの前置きをしてみたが、私の真の狙いはサミール・ターヒル監督でもドゥルカル・サルマーンでもなく、、、女じゃ、女! といっても、今回はケーララ娘ではなく、マニプリー娘!
 先日、下の写真に遭遇し、それがスルジャー・バーラー・ヒジャムという名のマニプリー映画の女優だということを知った。「なぬ、これもインド女優なのか!」と、そのエキゾチックな容貌にいたく感動した私は、彼女が本作に出演することを察知し、こりゃ、観ずばなるまいと思った次第である。

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【Neelakasham Pachakadal Chuvanna Bhoomi】 (2013 : Malayalam)
脚本 : Hashir Mohamed
監督 : Sameer Thahir
出演 : Dulquer Salmaan, Sunny Wayne, Surja Bala Hijam, Paloma Monappa, Ena Saha, Dhritiman Chatterjee, Joy Mathew, Vanitha Krishnachandran, Avantika Sharma, Baby Anika, Bobby Zachariah Abraham, Pearle Maaney, その他
音楽 : Rex Vijayan
撮影 : Gireesh Gangadharan
編集 : Sreekar Prasad
制作 : Sameer Thahir

題名の意味 : 青い空,緑の海,赤い大地
映倫認証 : U
タ イ プ : オリジナル
ジャンル : ドラマ(ロードムービー)
公 開 日 : 8月9日(金)
上映時間 : 2時間25分

◆ あらすじ
 カーシ(Dulquer Salmaan)は、さる仔細あって、実家のあるケーララ州コーリコードからインド北東部へ向けてバイクで旅立つ。このロングツーリングには親友のスニ(Sunny Wayne)も同行する。
 カーシとスニは、アーンドラ・プラデーシュ州とオリシャー州の州境辺りで山賊に襲われ、所持品を奪われそうになるが、たまたま通り掛かったツーリング・グループに助けられる。二人はこのグループと共にプリーまで同行する。
 カーシとスニはプリーのビーチで束の間のリゾート気分を味わう。このビーチにはサーファーのイシター(Paloma Monappa)がいたが、彼女はカーシに惚れてしまう。しかし、カーシは彼女の愛に応えられない。実はカーシには突然姿を消した恋人のアッシ(Surja Bala Hijam)がおり、そのアッシとの再会を果たすために、彼女の故郷であるナガランド州を目指していたわけである。カーシはスニと共にプリーを後にする。
 コールカーターへ向かう途上、カーシとスニはオリシャー州にある小村で足止めを食らう。そこはナクサライトが生活する村だった。しかし、村の長であるビマル・ダー(Dhritiman Chatterjee)のおかげで、二人は手厚くもてなされる。ビマル・ダーには娘のガウリー(Ena Saha)がいたが、彼女とスニはたがいに惹かれるものを感じる。しかし、カーシはここに留まるわけには行かない。スニはガウリーにカーシとアッシの関係を語って聞かせる。
 ・・・
 カーシとスニはケーララ州にある工業大学の学生だった。ある日、州内の大学で女子学生が自殺したのをきっかけに大規模な学生運動が起きる。カーシもその陣頭に立つ一人だった。ある時、学生のデモ隊と警官隊が衝突したとき、カーシはアッシを助ける。それがきっかけで二人は親しい間柄となる。建築を学ぶアッシはナガランド州の出身で、両親は地元の戦火で他界していた。その身の上を知るにつけ、カーシはますますアッシに惹かれるのであった。
 ・・・
 カーシは旅を続けることにする。スニもガウリーのことが気に掛かりつつ、黙ってカーシに付いて行く。
 コールカーターを越えた郊外の国道で、カーシのバイクがパンクしてしまう。彼は近くにあった修理屋に修理してもらうが、その男がたまたまケーララ人だった。スニとカーシは修理屋が持っていたマラヤーラム語の新聞に男の顔写真を見つける。それはカーシとアッシの共通の友人であるシャームを殺害したと思われる男の写真だった。カーシの脳裏に沈痛な記憶がよみがえる。
 ・・・
 シャーム殺害の事件はテレビでも報道されるが、そのニュースをカーシの家族が見、カーシとアッシの関係が知れる。その時すでにアッシと結婚する決意をしていたカーシは、彼女を実家に連れて行き、両親に会わせる。しかし、地元の有力者であるカーシの父(Joy Mathew)は良い顔をしないし、母(Vanitha Krishnachandran)も異教徒の嫁候補の登場に不快感を示す。アッシは、自分がカーシの家族やムスリム・コミュニティーから歓迎されないのを悟り、姿を消す。それでカーシは自分の気持ちを確かめるために、ナガランドへ向けて旅立った、というわけだった。
 ・・・
 カーシとスニがアッサム州の小さな町に到着したとき、ちょうどコミュナル暴動でムスリムたちが虐待されている現場に遭遇する。それを見たカーシの胸に動揺が生じ、彼は実家に電話する。
 だが、気持ちを整理し直したカーシは再び旅を続ける。また、ここでスニもカーシと分かれ、自分の道を進むことにする。
 カーシは遂にナガランドに到着し、アッシと再会するのであるが、、、。

◆ アナリシス
・本格的なロードムービーだった。実にインドの南西端であるケーララ州から北東端のナガランド州(映画内では「ナーガランド」と発音していた)までバイクで縦断するというもので、これは監督(というより、ストーリーライターのハシール・モハメド)がケーララの位置的特性を念頭に置いて、あえて狙ったものだろう。インドの隅から隅まで走ってやろうじゃないか、と。

・もちろん、ロードムービーらしく、旅の途上での様々な経験を通して主人公が成長していく過程が描かれている。本作のカーシ(Dulquer Salmaan)の旅の目的はアッシ(Surja Bala Hijam)に再会することであるが、それのみというわけではなく、自分と自分を取り巻く環境(家族やコミュニティーなど)を再考するという意図もあったようだ。片や同行した親友のスニ(Sunny Wayne)のほうは、そもそも人生に目的など設定していないタイプだったが、この旅を通して自分の行くべき所を見つける。

・なにせ移動距離の長い映画なので、所に応じて様々なモチーフが盛り込まれている。ナクサライト、コミュナル暴動、学生運動、カースト・異宗教問題、部族民、ビーチでのパーティー、ガンジャ、等。

・しかし、こんなにいろいろあるアドベンチャー映画にもかかわらず、観終わった後の感想は、なぜか平板なものだった。ネタの登場のし方が予想どおりで、ハプニング感覚がなかったし、エピソードが線的に連なっているだけのようで、単調だった(大学でのアッシとのエピソードは回想にして、工夫はしていたが)。クライマックスもドラマチックさに欠けたように思う。ストーリー的に本作を評価するならば、2ツ星ぐらいだろう。類作のテルグ映画【Gamyam】(08)のほうが、リアリティーという点では落ちるが、映画的に面白くまとめられていたと思う。

・若者二人がバイクでツーリングするというポップさや、「旅」が喚起する開放感も、前半途中のプリーのエピソードまでで、その後はシリアスなタッチが勝ち、重苦しいとさえ言える展開になった。

・とは言っても、盛り込まれたモチーフのいくつかが興味深い描かれ方をしており、作品の質をかなり上げている。良いのはやはりオリシャー州のナクサライトの村のエピソード。これはマユルバンジ県にある村らしく、里程標では「Bamanghati」と書かれていた所の近くだと設定されていたが、実在する村かどうかは分からない。ナクサライトといっても過激なイメージはなく、左翼思想を奉じているが、鉱物資源を狙って侵入を目論むグローバル企業に対して抵抗している村の話。フィクションだとは思うが、実在する村を想定していると思われる。

・作品のモチーフとしてかなりの比重を占めていたのはカースト/コミュニティーの問題で、これはかなり生真面目に、カメラを通して客観的に、または主人公カーシの目を通して、淡々と描かれている。若者がバイクで突っ走る「かっちょいい」だけのファッション映画に終わらなかったのは評価できる。

・もう一つ、カーシとスニの友情の描き方が上手い。タミル映画によくあるような「マチャン」的なべたべたの関係ではなく、かなりドライでありながら、強く結ばれているというものだった。映画の終盤で、カーシとスニが別れる場面では、道路の分岐点で、挨拶するでもなく言葉を交わすでもなく、単に一方が右に他方が左に進んで行くだけ、という描かれ方だったが、ここはじ〜んと来た。

・2時間半の間にインドの南から北までをパノラマ的に見せられて、改めてインドは広く、多様性の国だということを実感した。と同時に、コールカーターの向こうの辺鄙な国道沿いにいる修理屋がケーララ人だったり、オリシャー州の小村の左翼主義者がケーララのコミュニズムに共鳴していたりと、やはりインドは何らかの形で結び付いた一つの国のだということも実感できた。

・ロードムービーで重要な役割を担うのは乗り物だが、本作で使われたバイクはロイヤルエンフィールドの「Bullet」だった。ただ、カーシの乗っていたのはずいぶん古いミリタリー・モデルだった(写真下)。もう半世紀近くも前に作られたアメリカ映画【Easy Rider】(69)の主人公たちがハーレー・ダビッドソンのもの凄いチョッパーに乗っていたのに比べると、いささかしょぼい感じもしたが、味わいは十分あった。しかし、バイクに乗るのが悪いとは言わないが、ちょっと甘い気もした。カンナダ人が同じテーマで映画を作ると、主人公は「走って」ヒマーラヤまで行くんだぞ!(こちらの作品参照。)

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◆ パフォーマンス面
・【Ustad Hotel】同様、本作でもドゥルカルくんには好印象を受けた。演技的にどうこうと言うより、こういうまだ青っぽさが残るが、真摯で一徹で、何かやってくれそうな青年像を自然に体現できる俳優というのもインドにはそうざらにいないと思う。相変わらずイースター島のモアイ像のように、特に動き(演技)はなくとも、人類(観客)に静かに何事かを語りかけるような表情が良かった。

・スニ役のサニー・ウェインも良い。私は【Annayum Rasoolum】(13)でしか見ていないが、本作でも同じく主人公の友人役だった。主役を張るには何か足りないと思うが、サイドキッカーとしてなら非常に良い印象を残してくれる。ドゥルカル・サルマーンとは【Second Show】(12)以来2度目の共演らしいが、この2人にアーシフ・アリを加えた辺りがモリウッドのニュー・ヤングスターか。この3人に共通しているのは頭髪が強いことで、こうした面々が抬頭したとなれば、「薄っ禿ヤング」陣営も戦略変更を迫られるだろう。

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・さて、本作の最大の注目点にしていたマニプリー女優のスルジャー・バーラー・ヒジャムであるが、その薄くて爽やかでイノセントな容貌は期待どおりだったが、いかんせんアッシは「薄幸の娘」で、いつも暗い表情を見せているような役柄だったので、おそらく彼女の本当の魅力が発揮されていたとは言えないだろう。残念だった。

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 参考に、下のスチルはもっと若いときに出演した映画のものだろう。かわいか〜。

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 それにしても、彼女の画像をいろいろ探索しているうちに、マニプリー映画も面白そうだということが分かった。例えば、こちら。これもインド映画なんだなぁ。

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 もっと観たいのはこちら。ガンを撃つスルジャー嬢!

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 しかし、一番観たいのはこれだぞ!(どんなストーリーやろ?)

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・スルジャー嬢についてはやや不満が残ったが、思いがけず好印象だったのがこちら、ナクサライトの村の村長の娘ガウリーを演じたエナー・サーハーさん(下:本作のスチルではありません)。ベンガリー映画の女優らしいが、容貌はベンガル人というよりもっと東方の血が入っているように見えた。エキゾチック。トリウッドのスワーティにちょいと似ていて、可愛かった(歯並びが悪いところも同じ)。

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 かわいか〜。

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・しかし、本作で私が最も惹かれたのはこの娘、プリーのサーファー、イシターを演じたパロマ・モーナッパさん。こちらも薄くて爽やかな可愛らしさだったが、どうも彼女はカルナータカ州コダグ県にいるコダヴァ人とチベット人のハーフらしい。もしそれが本当なら、彼女の非正統インド的な容貌も頷ける。彼女は女優というよりモデル、スタイリストが本業らしく、実際にサーフィンもやるらしい。本作のイシターはポンディシェリ出身のタミル語話者という設定だった。

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 すかさず横乳チェック。けっこう貧乳だった(追記:そうでもなかった)。

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 かわいか〜。

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 誓って言うが、上の3娘が、ボリウッドであれ南インドであれ、メジャー級映画に出演して、スターになるということはないだろう。私の目に触れるのも今回こっきりだと思われるが、そういった点では本作の製作チームに感謝したい。

・上の3娘とは対照的に、カーシのいとこファーティマを演じたアヴァンティカーさんは、目鼻立ちのはっきりした西方系美人。インドのエスニシティーの多様性を感じた。(下:本作のスチルではありません)

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・ついでに挙げておくと、ほとんど目立っていなかったが、強烈なアフロヘアの女バイカーをやっていたのはPearle Maaneyという人。おそらくケーララ人で、女優よりもVJやテレビアンカーのほうが本業らしい。バイクには実際に乗るようだ。

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・脇役陣もそれぞれ良かった。特にナクサライトの村の長を演じたドリティマン・チャタルジー(ベンガリー俳優)が渋かった。

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◆ テクニカル面・その他
・音楽はレックス・ヴィジャヤンという人の担当。それほどカッコいい音楽というわけではなかったが、悪くない(追記:聴き返すと、実にカッコいい音楽でした)。BGMがちょっとおかしかったと思う。

・撮影はギリーシュ・ガンガーダランという人の担当だが、実に良かった。

・長駆のロードムービーらしく、言語はマラヤーラム語の他にタミル語、ヒンディー語、オリヤー語、ベンガル語などが混ざるもので、マラヤーラム語以外にはマラヤーラム語の字幕が付いていた。主人公のカーシは母語以外にタミル語とヒンディー語が分かるという設定だった。

◆ 満足度 : ★★★☆☆
◆ 必見度 : ★★★☆☆

◆ 鑑賞データ
・鑑賞日 : 8月10日(土),公開第1週目
・映画館 : INOX (JP Nagar),19:15のショー
・満席率 : 7割
 

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。
ここ最近インド映画に興味を持ったことから、いつも楽しく拝見しています。日本ではインド映画を見る機会が極めて少ないので、ブルーレイを取り寄せて見ています。インド国内での普及は微々たるものだと思いますが、ブルーレイによってようやくインド女優のダンスが世界規模で映えるようになったんではないかなーと思います。
購入の際はカーヴェリ川長治さんのレビューを参考にしています。ただ、女優さんの好みはちょっと異なるかも。Tamannaの人気ぶりは理解しますが、才媛Shruti HaasanとかコメディエンヌKajal Agarwalへは、もう少し暖かい目で見て欲しい気がします。
この作品で紹介されたPaloma Monnappaさんは確かに可愛いですね。額から眉にかけてと顎の線がやや香港台湾系のタレントを彷彿とさせます。カワイイ度では最近ボリウッドに転向しつつあるNeha Sharmaと拮抗しているかも。Paloma Monnappaで検索したらFastrackって会社のCFをYouTubeで見たので、徐々に人気が出てきているのかも知れません。期待株ですね。
これからも拝見させて頂きます。それでは。
よっぴぃ
2013/09/01 21:04
コメント、ありがとうございます。

>インド国内での普及は微々たるものだと思いますが、ブルーレイによってようやくインド女優のダンスが世界規模で映えるようになったんではないかなーと思います。

なるほど。私、まだブルーレイでインド映画を見たことがないんですよ。製作側も、これからはブルーレイの画質を考慮して作らなきゃならないってことですね。

>才媛Shruti HaasanとかコメディエンヌKajal Agarwalへは、もう少し暖かい目で見て欲しい気がします。

シュルティ・ハーサンはそれほど嫌いなわけではないですが、カージャルは自信がないなぁ(汗 しかし、彼女のコメディー・センスと表情表現の上手さは評価していますよ。

実は私はこのブログで女優に関して意図的なコメントをしています。というのも、インドでは「ムンバイ・スタンダード」(色白、背高、スリム)というのがあって、インドの若い人も日本人鑑賞者もそちらを好む傾向にあるんですが、それに対して私はインドの伝統的な女性美を忘れていませんか、色が多少黒くても、ぽっちゃりしていても、野暮ったくてもいいじゃないか、と言いたいわけなんです。
ですので、よっぴぃさんも、これまでのお好みの女優に加えて、南インド女優の可愛らしさにも気付いていただければ、うれしいです。
 
カーヴェリ
2013/09/02 10:29
>Fastrackって会社のCFをYouTubeで見たので、

このCMはテレビで見て、その時は「おお、まったく新しいタイプのインド美少女じゃないか!」と感動したんですが、追及しないうちに忘れてしまいました。その娘がパロマだったんですね。気付かせてくれて、感謝しています!

>カワイイ度では最近ボリウッドに転向しつつあるNeha Sharmaと拮抗しているかも。

ネーハー・シャルマーさん、人気はいまいちですけど、実は可愛いですよね。
 
カーヴェリ
2013/09/02 10:31
返信どうもありがとうございます。
そうなんです実は、私も好みは ボリウッド系のSonam Kapoorみたいな感じなんです。最近話題に出ていたDeepika Padukone(発音はパドゥコーン、らしいです)も言うまでも無く…。
カーヴェリ川さんがおっしゃっているタイプは、Angaadi Theru と Engaeyum Eppothum (Journey)に出ていたあの娘みたいな感じですね、きっと。どちらも目を覆う凄い映画で最後まで見切れませんでしたが…。瞳がパッチリしていたら、南インド系の女優さんでも、きっと注目することでしょう。
そうそう、朝からWinTVをUStreamで見ていると、本放送前のフィラーで映画のダンスシーンが沢山かかっているんですが、その中で緑色系の学生服を着た女子学生風の女優さんが出てくるのが気になっています。DVDならきっと発売されているみたいなんですが、タイトルが判らない…。いつか気づいたらまたお知らせします。
よっぴぃ
2013/09/02 22:50
>そうなんです実は、私も好みは ボリウッド系のSonam Kapoorみたいな感じなんです。

ソーナムさん、日本人にも人気ありますよね。ただ、私的にはさっぱりなんですよ。
以前はボリウッド女優にも好きなのはたくさんいて、ボリウッド映画も熱心に見ていたのですが、カリーナー・カプールがトップになった頃からでしょうか、ボリ女優にさっぱり魅力を感じなくなり、ボリウッド映画も年に数本しか見ないようになりました。今じゃ、アクセプトできるのはプリヤンカー・チョープラーぐらいかな。

>カーヴェリ川さんがおっしゃっているタイプは、Angaadi Theru と Engaeyum Eppothum (Journey)に出ていたあの娘みたいな感じですね、きっと。

きっと、どころか、大好きですよ、アンジャリちゃん。ただ、今のインドのトレンドや日本人の大よその好みからして、街頭に立って「ソーナムより、アンジャリを!」と宣伝するつもりはないですけどね。私がぼそぼそとこのブログに書いて、誰か1人か2人ぐらい賛同者が現れれば、それで十分なんです。

>緑色系の学生服を着た女子学生風の女優さん

制服ものは大好きなので、判明したらぜひお知らせください!
 
カーヴェリ
2013/09/03 10:31

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