カーヴェリ川長治の南インド映画日記

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zoom RSS 【Vikram Vedha】 (Tamil)

<<   作成日時 : 2017/07/24 21:24   >>

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 今回よりこのブログの記述はごく簡潔にし、これまでのようにごちゃごちゃ書かないことに決めた。理由は第一に、公私とも忙しくなり、ゆっくり映画感想を書く時間が取りにくくなったことと、第二に、以前にどこかで書いたとおり、南インド映画についてもネットを通して情報(映画本編さえ)に接しやすくなり、私が頑張ってあれこれお知らせする使命も薄れてきたように思われるからである。

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【Vikram Vedha】 (2017 : Tamil)
脚本・監督 : Pushkar-Gayathri
出演 : R. Madhavan, Vijay Sethupathi, Shraddha Srinath, Varalaxmi Sarathkumar, Kathir, Hareesh Peradi, Achyuth Kumar, Prem, R. Amarendran, 他
音楽 : Sam C.S.
撮影 : P.S. Vinod
編集 : Richard Kevin
製作 : S. Sashikanth

題名の意味 : ヴィクラムとヴェーダー
映倫認証 : U/A
タ イ プ : オリジナル
ジャンル : スリラー
公 開 日 : 7月21日(金)
上映時間 : 2時間27分

《 あらすじ 》
 警官ヴィクラム(R. Madhavan)は狙撃の名手。彼は北チェンナイに勢力を張るヤクザのヴェーダー(Vijay Sethupathi)の逮捕または殺害の任務を授かる。ヴィクラムとその特殊チームはまずヴェーダーの部下を多数殺害し、エンカウンターに見せかける。次はヴェーダー自身を捕縛する段階になったとき、意外にも彼自身が警察署に出頭して来る。だが取り調べの過程で、ヴィクラムらが射殺した一味の中にヴェーダーの弟プリ(Kathir)が含まれていたことが分かる。と、そこでヴェーダーに対する保釈請求が通り、彼は釈放される。保釈を要請した弁護士はこともあろうにヴィクラムの妻プリヤー(Shraddha Srinath)だった。
 その後、ヴェーダーは二度もヴィクラムの手に捕まる。そしてヴェーダーがヴィクラムに語る話を通して、ヴィクラムの殉死した同僚サイモン(Prem)の死の謎が明らかになる、、。

・その他の登場人物 : ヴェーダーと敵対するヤクザのチェッタ(Hareesh Peradi),ヴィクラムの上官スレンダル(Achyuth Kumar),シャンカル(R. Amarendran),ラヴィ,プリの恋人チャンドラ(Varalaxmi Sarathkumar)

   *    *    *    *

◎ テーマ : ★★★★☆
◎ 着 想 : ★★★★☆
◎ 物 語 : ★★★☆☆
◎ 脚 本 : ★★★★☆
・監督のプシュカルとガヤトリは夫婦。過去に【Oram Po】(07)と【Va】(10)を撮っている。どちらも観なかったが、公開時は面白そうだと思った記憶がある。

・題名の「ヴィクラムとヴェーダー」は、古代インドのよく知られた「ヴィクラマーディティヤ王とヴェーターラ」の物語から取られている。ヴェーターラは死体に取り憑く妖怪のような存在で、それがヴィクラマーディティヤ王の肩にぶら下がり、王に物語を語り、その後謎かけ(質問)をする。その質問に王が的確に答えていくというもの。本作はこの枠組みをなぞっている。ちなみに、この物語はしばしば映画にも使われ、例えばカンナダ映画の【Upendra】(99)がそう。

・警察とヤクザの戦いということだが、「善と悪」の戦いなんかじゃ全然なく、ヴィクラム(というより、警察組織)が善と言えるのか、ヴェーダーが悪と言えるのかという、どちらもグレーな感じがとても良かった。似たテーマの作品にマニ・ラトナム監督の【Raavanan】(10)があるが、この【Vikram Vedha】のほうがストレートにテーマに迫っていて、良い。

・ヴィクラムを演じるマーダヴァンとヴェーダーを演じるヴィジャイ・セードゥパティのガチなぶつかり合いは、期待どおり良かった。

◎ 配 役 : ★★★★☆
◎ 演 技
・R・マーダヴァン(ヴィクラム役) ★★★★☆
 カッコよかった。作品と役柄によってよくこれだけ器用に変貌できるものだ。

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・ヴィジャイ・セードゥパティ(ヴェーダー役) ★★★★☆
 堂々たる演技。登場時の映画館内の歓声はマーダヴァンより大きかった。

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・シュラッダー・シュリーナート(プリヤー役) ★★★☆☆
 【Kaatru Veliyidai】(17)ではマニ・ラトナムとのツーショット・セルフィーを撮りに行っただけのようなものだったが、本作ではきちんとした役割を与えられていた。
 (写真下: まだ駆け出し期のカンナダ女優にいじられるマーダヴァン氏。)

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・ヴァララクシュミ・サラトクマール(チャンドラ役) ★★☆☆☆
 しばらく見ないうちに、巨漢になっていた。もうヒロインは無理だな。本作では演技も台詞回しもダメだった(台詞は声優が付いたかもしれない)。

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・本作はタミル映画だが、なぜか非タミル圏の俳優が出演している。シュラッダー・シュリーナートに続いて、カンナダからはアチュート・クマールが重要な役で出ていて、うれしい。

・マラヤーラムからもハリーシュ・ペーラディが渋くヤクザのボスを演じている。

◎ 音 楽 : ★★★☆☆
◎ BGM : ★★★☆☆

◎ アクション : ★★★☆☆
◎ 衣 装 : ★★★☆☆
◎ 撮 影 : ★★★★☆
◎ 編 集 : ★★★★☆
・ややセピアがかった色調の映像が良かった。

◆ 完成度 : ★★★★☆
◆ 満足度 : ★★★☆☆
◆ 必見度 : ★★★★☆

◆ 鑑賞データ
・鑑賞日 : 7月22日(土),公開第1週目
・映画館 : INOX (Jayanagar),15:45のショー
・満席率 : ほぼ満席
・場内沸き度 : ★★★★☆ (ヴィジャイ・セードゥパティへの声援がすごかった。)

 

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